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その6、神様ありがとうございます。
その出会いから、もうすぐ一年。
あの時のわたしの中での性別不明問題は
かいちゃんの一人称のせい。
特に若くて綺麗な男の人にありがちな…
一瞬どっち…?!てなる、あの感覚。
かいちゃんが「わたし」と言ってくれてたなら
きっとスッと…ぁあ女性なんだな、て思ったと思う。
でも「オレ」て言った!
今でもそう、かいちゃんてズルくて
確実に使い分けてくる。
わたしの前では殆ど「オレ」、時々「僕」。
それにどんな意味があるのか…鈍感なわたしだって、本当は分かってるよ。
かいちゃんはね、楽しんでる。
私みたいな小娘はかいちゃんの一挙手一投足で
上がったり下がったりして気が付けば恋も恋、
一人で大盛り上がり絶賛片思い観覧車のなかでグルグル回転中。
かいちゃんを見る目がいつもハートマークになっちゃって。
分かってる、
そんな姿を見てかいちゃんは楽しんでるの。
それでも、
好きにならない、ていう選択は出来なかった。
かいちゃんはどんどんわたしの中に入って来て
わたしの心を全部持っていった。
どんな友達よりも優しくて
その辺のオトコよりも頼り甲斐があって
それから…それから、ひたすらキレイで可愛くてカッコイイ。
母性本が駆り立てられる!!とはこういうことなの?てかいちゃんを見てると思う。
おかしいの、わたし。
わかってるけど、今はどうしようも無い、、
駅前でお買い物を済ませ、
かいちゃんの部屋へ鍵を開けて入る。
今まではわたしのおうちへ来てご飯を食べることが多かったから、鍵を渡してたのはわたしだった。
でもね、今わたしの手のひらの中にあるのは
かいちゃんに貰ったこの部屋の鍵。
今朝、仕事前に
今まで住んでいた自分の部屋の最終引き渡しを終えた。
だからもう…
わたしの帰る部屋はかいちゃんと同じ、ここしかない。
先にキッチンでお買い物した食材を片付け、
わたしに与えられた部屋に荷物を置いた。
シングルベットに小さな机、その上にパソコン。
もともと荷物は少なくて、
その辺はかいちゃんとよく似てた。
かいちゃんの部屋もリビングも
まったくと言っていいほど余計なモノがなくて
でもお洋服だけはいっぱいあって。
わたしの部屋だよ、て用意してくれたこのお部屋の壁一面のクローゼットにも
まだ半分くらいかいちゃんのお洋服が入ってた。
すぐに移動させるから、て言ってくれたけど、
わたしのお洋服は十分収まってしまったから。
クローゼットを開けると
…ほんのりかいちゃんの香りがするような気がした…
その中へ顔を近付け
目を閉じてゆっくり大きく深呼吸をしてみた。
「…はぁ~あぁ~……、、」
まるでかいちゃんに抱かてるみたい、、
「てっ!!
わたし…!!変?!」
急に我に返って恥ずかしくなった!
パタンと大慌てでクローゼットを閉じてバタバタとキッチンへ戻った。
今夜も美味しいご飯を作ってかいちゃんの帰りを待たなきゃ!
一人で真っ赤になって慌てて…!
ホントにわたしって。
ニヤける顔はどうしようもない。
これから毎日、好きな人の側に居られる。
神様ーー!!
ありがとうございます!
ありったけの感謝の気持ちを心の中で叫んだ。
その出会いから、もうすぐ一年。
あの時のわたしの中での性別不明問題は
かいちゃんの一人称のせい。
特に若くて綺麗な男の人にありがちな…
一瞬どっち…?!てなる、あの感覚。
かいちゃんが「わたし」と言ってくれてたなら
きっとスッと…ぁあ女性なんだな、て思ったと思う。
でも「オレ」て言った!
今でもそう、かいちゃんてズルくて
確実に使い分けてくる。
わたしの前では殆ど「オレ」、時々「僕」。
それにどんな意味があるのか…鈍感なわたしだって、本当は分かってるよ。
かいちゃんはね、楽しんでる。
私みたいな小娘はかいちゃんの一挙手一投足で
上がったり下がったりして気が付けば恋も恋、
一人で大盛り上がり絶賛片思い観覧車のなかでグルグル回転中。
かいちゃんを見る目がいつもハートマークになっちゃって。
分かってる、
そんな姿を見てかいちゃんは楽しんでるの。
それでも、
好きにならない、ていう選択は出来なかった。
かいちゃんはどんどんわたしの中に入って来て
わたしの心を全部持っていった。
どんな友達よりも優しくて
その辺のオトコよりも頼り甲斐があって
それから…それから、ひたすらキレイで可愛くてカッコイイ。
母性本が駆り立てられる!!とはこういうことなの?てかいちゃんを見てると思う。
おかしいの、わたし。
わかってるけど、今はどうしようも無い、、
駅前でお買い物を済ませ、
かいちゃんの部屋へ鍵を開けて入る。
今まではわたしのおうちへ来てご飯を食べることが多かったから、鍵を渡してたのはわたしだった。
でもね、今わたしの手のひらの中にあるのは
かいちゃんに貰ったこの部屋の鍵。
今朝、仕事前に
今まで住んでいた自分の部屋の最終引き渡しを終えた。
だからもう…
わたしの帰る部屋はかいちゃんと同じ、ここしかない。
先にキッチンでお買い物した食材を片付け、
わたしに与えられた部屋に荷物を置いた。
シングルベットに小さな机、その上にパソコン。
もともと荷物は少なくて、
その辺はかいちゃんとよく似てた。
かいちゃんの部屋もリビングも
まったくと言っていいほど余計なモノがなくて
でもお洋服だけはいっぱいあって。
わたしの部屋だよ、て用意してくれたこのお部屋の壁一面のクローゼットにも
まだ半分くらいかいちゃんのお洋服が入ってた。
すぐに移動させるから、て言ってくれたけど、
わたしのお洋服は十分収まってしまったから。
クローゼットを開けると
…ほんのりかいちゃんの香りがするような気がした…
その中へ顔を近付け
目を閉じてゆっくり大きく深呼吸をしてみた。
「…はぁ~あぁ~……、、」
まるでかいちゃんに抱かてるみたい、、
「てっ!!
わたし…!!変?!」
急に我に返って恥ずかしくなった!
パタンと大慌てでクローゼットを閉じてバタバタとキッチンへ戻った。
今夜も美味しいご飯を作ってかいちゃんの帰りを待たなきゃ!
一人で真っ赤になって慌てて…!
ホントにわたしって。
ニヤける顔はどうしようもない。
これから毎日、好きな人の側に居られる。
神様ーー!!
ありがとうございます!
ありったけの感謝の気持ちを心の中で叫んだ。