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その2、普通、てなんだろう。
「え?!くみ、あんた同棲するの?」
今日はお仕事はお休み。
週末、高校から10年来の大親友ひさちゃんとスタバでランチ中。
「うん。
来月ね、かいちゃんちに引っ越すの。
だから住所変わるから、また教えるね。
あ、ダメだ。
かいちゃん有名人だから
教えたら怒られちゃうかな?…うふっ」
わたしは温めてもらった大好きなキッシュを頬張りながら、
同棲、の事実を親友に告白中。
「…うふっ、てあんた…」
もの凄く呆れた顔で見られてるね?わたし。
「くみ?ねえ、待って?ちょっと待って、くみ?」
目の前でサンドイッチを一旦置いて、
腕組みしちゃったひさちゃん。
「あたしの記憶が正しければ
かいちゃんて…、たぶん、ん?たぶん?
女の人だったよね?」
自分で自分に確認してる。
相変わらず面白いな、ひさちゃん。
わたしは、本日の濃い目のホットコーヒーをズズっと一口飲んでから、
極力普通に応えた。
「そうだよ?うん。
かいちゃんは生物学的には、間違いなく」
ひさちゃんは目の前で目をまん丸にして、しばらく固まって
それから…、大きく息を吐いた。
「…えーとさ、くみ、再確認だけど
あんたの同棲ていう表現が使い方を間違えてるの?
それともあたし、
もしかして今、…物凄いことを聞かされてる?
これはもはや普通?世間の常識??
あたしの知らないとこでジェンダーレスていうか、自由恋愛??大躍進してるの??
え?
ねえねえくみ…、え?えぇっ~?!」
最後はひさちゃん素っ頓狂な声あげちゃった。
ごめんね、頭かかえさせちゃったね。
「…好きになっちゃったんだもん。
ごめんね、ひさちゃん。
ダメかな…?無理?
友達でいるの、厳しい…?」
フォークを持つ手が震えてきちゃった。
「なに?なになに?なんの関係があるの?」
あ、ちょっといつものひさちゃんに戻った。
「くみはくみでしょ?
あたしの未経験な未知の世界に行っちゃったからって何よ?
あんたあたしを捨てるの?!」
暑苦しいよ、ひさちゃん…!
なんだか笑えて来た。
良かった、ホッとした。
「ありがと。ひさちゃん。
でもね、実はさ…
白状すると、、わたしの片思いなのよね~」
えへ。
あ、また目を見開かれた。
「胃袋掴んだだけ。
かいちゃんにとってはただの同居だと思う」
「なにそれくみ…っ
全然未知との遭遇してないじゃん!
なんだもう~っっ焦って損した!!
そうならそうって最初に言いなさいよ紛らわしい~っ
相変わらず鈍臭っ」
大爆笑してるよ…親友。
「ウルサイよ… ひさちゃん」
取り敢えず、…そう、
かいちゃんとの恋はまだ始まったばかりなの!
プンっ。
「え?!くみ、あんた同棲するの?」
今日はお仕事はお休み。
週末、高校から10年来の大親友ひさちゃんとスタバでランチ中。
「うん。
来月ね、かいちゃんちに引っ越すの。
だから住所変わるから、また教えるね。
あ、ダメだ。
かいちゃん有名人だから
教えたら怒られちゃうかな?…うふっ」
わたしは温めてもらった大好きなキッシュを頬張りながら、
同棲、の事実を親友に告白中。
「…うふっ、てあんた…」
もの凄く呆れた顔で見られてるね?わたし。
「くみ?ねえ、待って?ちょっと待って、くみ?」
目の前でサンドイッチを一旦置いて、
腕組みしちゃったひさちゃん。
「あたしの記憶が正しければ
かいちゃんて…、たぶん、ん?たぶん?
女の人だったよね?」
自分で自分に確認してる。
相変わらず面白いな、ひさちゃん。
わたしは、本日の濃い目のホットコーヒーをズズっと一口飲んでから、
極力普通に応えた。
「そうだよ?うん。
かいちゃんは生物学的には、間違いなく」
ひさちゃんは目の前で目をまん丸にして、しばらく固まって
それから…、大きく息を吐いた。
「…えーとさ、くみ、再確認だけど
あんたの同棲ていう表現が使い方を間違えてるの?
それともあたし、
もしかして今、…物凄いことを聞かされてる?
これはもはや普通?世間の常識??
あたしの知らないとこでジェンダーレスていうか、自由恋愛??大躍進してるの??
え?
ねえねえくみ…、え?えぇっ~?!」
最後はひさちゃん素っ頓狂な声あげちゃった。
ごめんね、頭かかえさせちゃったね。
「…好きになっちゃったんだもん。
ごめんね、ひさちゃん。
ダメかな…?無理?
友達でいるの、厳しい…?」
フォークを持つ手が震えてきちゃった。
「なに?なになに?なんの関係があるの?」
あ、ちょっといつものひさちゃんに戻った。
「くみはくみでしょ?
あたしの未経験な未知の世界に行っちゃったからって何よ?
あんたあたしを捨てるの?!」
暑苦しいよ、ひさちゃん…!
なんだか笑えて来た。
良かった、ホッとした。
「ありがと。ひさちゃん。
でもね、実はさ…
白状すると、、わたしの片思いなのよね~」
えへ。
あ、また目を見開かれた。
「胃袋掴んだだけ。
かいちゃんにとってはただの同居だと思う」
「なにそれくみ…っ
全然未知との遭遇してないじゃん!
なんだもう~っっ焦って損した!!
そうならそうって最初に言いなさいよ紛らわしい~っ
相変わらず鈍臭っ」
大爆笑してるよ…親友。
「ウルサイよ… ひさちゃん」
取り敢えず、…そう、
かいちゃんとの恋はまだ始まったばかりなの!
プンっ。