幸せの共有
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その9、騙されてるの?!
「ありえないしぃ~!あはっあははっあは!」
大笑いの声の主はひさちゃん。
ここはわたし達の定番、愛するスタバ。
休みだろうが仕事だろうがランチタイムはスタバ。
わたし達はまったく別会社だけどオフィスが近かったという奇跡。
毎日のようにひさちゃんとランチしてるかも。
「どうしてどうして?!
だってすごくない??
私のいる生活が幸せ、て言ってくれたのよ?!」
昨夜かいちゃんが送ってくれたLINE画面を
わたしは必死の形相で彼女へ見せた。
そんなわたしをひさちゃんはビシっと指差し、
それからわたしのスマホ画面へその指を移動させた。
「くみ、ほらここ、よく読んで。
美味しいごはんとくみ、
ごはんの方が先に書いてある。
美味しいごはん!!だよね~
美味しいごはんは大切だよね~、、うくくっ」
何その必死に笑い堪えてますー!ていう感じっ
もうっほんとひどい!ひさちゃん!!
「ご飯には負けてない!!
負けてないよ…!」
何と張り合ってるの?わたし?
分かってます、わたしはただの同居人ですっ
でも嬉しかったの~っ!
「しかもさ、
謎のオンナへの誤爆LINEのあとに、でしょ?
送るつもりだったけど忘れてた?とか、
マジ意味分かんないし。
ただの緊急フォローじゃない?ウソ臭過ぎ」
嘘?!
「違うよ…っ!
かいちゃんは嘘付くような人じゃないっ
何も知らないのにそんなこと言わないでひさちゃん…!」
あ、。涙が出てきた。
「ごめんごめん…!くみ、
からかうつもりはなくて。
ごめんてば、くみ」
謝らせちゃった。
わかってるの、ひさちゃんはこんな頼りないわたしを心配してくれてる。
わたしが弱虫なだけ。
「わたしこそごめん、、
すぐ泣いちゃって。
…ごめんねひさちゃん」
しょうがないなぁていうひさちゃんの顔。
昔からそう、ひさちゃんとは同い年のはずなのに
守られてるのはいつもわたし。
でも、言いたいことを言い合えてるのは
信頼し合ってるからこそだと思ってる。
「あたしこそゴメン、くみ。
でもますます心配になっちゃった。
あんた高校生の時は普通に男子と付き合ってたじゃん。
それなりに経験して大人になったはずなのに
悪いオトコに引っかかった世間知らずの女の子みたいに見えて来たよ」
ひさちゃんが身体を乗り出して
もの凄く真剣な表情で迫って来た。
「一緒に暮らすの~!て言い出してからのくみ、
見てるこっちがそわそわしちゃうくらい浮かれてる。
本当にその人、大丈夫?
本当にモトジェン?」
元ヤン?みたいになってるよひさちゃん。
わたし達二人とも、
正直まったくかいちゃんの元いた世界とは無縁の場所で青春時代を過ごし、生きてきた。
わたしがピンと来てないんだから、ひさちゃんが分かんなくて当たり前。
「でも…この前、SNS記事のかいちゃん見て、
カッコイイて…言ってくれたよね?」
上目遣いにひさちゃんをうかがう。
「言った言った。
正直、綺麗だしカッコいいし。
だから余計に怪しくない?!
くみ、そのまきていう人?
どんな関係の人なのか、ちゃんと聞いてみな?
あたしにはさ、くみが…
ものすごーくスマートにあんたのかいちゃんに
煙に巻かれた、としか思えない」
ビシっと再び指を指されて、息が止まった。
け、煙に?
「ご、ごまかされたの…?、?わ、わたし…?」
浮上してたはずの心はやっぱり撃沈した。
「だから。
確認してみるの!勇気出して!!
まだナニもしてないんでしょ?!傷が浅いうちに当たって砕けろ!」
「ひどいぃ~!!」
オープンテラス席でよかった。
恥ずかしいくらいわたしの声、響き渡った。
砕ける前提て…、
あんまりだよ~っひさちゃん…!
「ありえないしぃ~!あはっあははっあは!」
大笑いの声の主はひさちゃん。
ここはわたし達の定番、愛するスタバ。
休みだろうが仕事だろうがランチタイムはスタバ。
わたし達はまったく別会社だけどオフィスが近かったという奇跡。
毎日のようにひさちゃんとランチしてるかも。
「どうしてどうして?!
だってすごくない??
私のいる生活が幸せ、て言ってくれたのよ?!」
昨夜かいちゃんが送ってくれたLINE画面を
わたしは必死の形相で彼女へ見せた。
そんなわたしをひさちゃんはビシっと指差し、
それからわたしのスマホ画面へその指を移動させた。
「くみ、ほらここ、よく読んで。
美味しいごはんとくみ、
ごはんの方が先に書いてある。
美味しいごはん!!だよね~
美味しいごはんは大切だよね~、、うくくっ」
何その必死に笑い堪えてますー!ていう感じっ
もうっほんとひどい!ひさちゃん!!
「ご飯には負けてない!!
負けてないよ…!」
何と張り合ってるの?わたし?
分かってます、わたしはただの同居人ですっ
でも嬉しかったの~っ!
「しかもさ、
謎のオンナへの誤爆LINEのあとに、でしょ?
送るつもりだったけど忘れてた?とか、
マジ意味分かんないし。
ただの緊急フォローじゃない?ウソ臭過ぎ」
嘘?!
「違うよ…っ!
かいちゃんは嘘付くような人じゃないっ
何も知らないのにそんなこと言わないでひさちゃん…!」
あ、。涙が出てきた。
「ごめんごめん…!くみ、
からかうつもりはなくて。
ごめんてば、くみ」
謝らせちゃった。
わかってるの、ひさちゃんはこんな頼りないわたしを心配してくれてる。
わたしが弱虫なだけ。
「わたしこそごめん、、
すぐ泣いちゃって。
…ごめんねひさちゃん」
しょうがないなぁていうひさちゃんの顔。
昔からそう、ひさちゃんとは同い年のはずなのに
守られてるのはいつもわたし。
でも、言いたいことを言い合えてるのは
信頼し合ってるからこそだと思ってる。
「あたしこそゴメン、くみ。
でもますます心配になっちゃった。
あんた高校生の時は普通に男子と付き合ってたじゃん。
それなりに経験して大人になったはずなのに
悪いオトコに引っかかった世間知らずの女の子みたいに見えて来たよ」
ひさちゃんが身体を乗り出して
もの凄く真剣な表情で迫って来た。
「一緒に暮らすの~!て言い出してからのくみ、
見てるこっちがそわそわしちゃうくらい浮かれてる。
本当にその人、大丈夫?
本当にモトジェン?」
元ヤン?みたいになってるよひさちゃん。
わたし達二人とも、
正直まったくかいちゃんの元いた世界とは無縁の場所で青春時代を過ごし、生きてきた。
わたしがピンと来てないんだから、ひさちゃんが分かんなくて当たり前。
「でも…この前、SNS記事のかいちゃん見て、
カッコイイて…言ってくれたよね?」
上目遣いにひさちゃんをうかがう。
「言った言った。
正直、綺麗だしカッコいいし。
だから余計に怪しくない?!
くみ、そのまきていう人?
どんな関係の人なのか、ちゃんと聞いてみな?
あたしにはさ、くみが…
ものすごーくスマートにあんたのかいちゃんに
煙に巻かれた、としか思えない」
ビシっと再び指を指されて、息が止まった。
け、煙に?
「ご、ごまかされたの…?、?わ、わたし…?」
浮上してたはずの心はやっぱり撃沈した。
「だから。
確認してみるの!勇気出して!!
まだナニもしてないんでしょ?!傷が浅いうちに当たって砕けろ!」
「ひどいぃ~!!」
オープンテラス席でよかった。
恥ずかしいくらいわたしの声、響き渡った。
砕ける前提て…、
あんまりだよ~っひさちゃん…!