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距離をとって立つ2人の前に音もなくプレイマットが現れた。両者はファーストヴァンガードをセットする。
「「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード!」」
各々のファーストヴァンガードが起動した。
「ジャッジバウ・撃退者」
「ホワイトナイト・フェンリル!」
幸子の背後に現れたファーストヴァンガードに、雀ヶ森はほうと溜め息を吐いた。
「リンクジョーカー…かげろうじゃないんですね」
「これはトシキから託された大切なデッキなの」
「なるほど。櫂は君を守る為にそのデッキを置いていった訳ですね」
…余程幸子を手離したくないんですね、櫂。
リバースしても彼女への愛は変わりませんか。いや、むしろ感情の激しさは増しているといっても過言ではないか。
「――ですが、勝つのは僕です」
雀ヶ森の勝利宣言に幸子は険しい顔を覗かせた。
「このリンクジョーカーであなたを倒す!ライド!!」
櫂の名誉を守る為にも負けるわけにはいかない。幸子はファーストヴァンガードに手札のカードを勢いよく重ねた。
ダメージ3対ダメージ5。
いざファイトが始まってみれば、なんと幸子はあと1ダメージまで雀ヶ森を追いつめていた。
みなぎる力が幸子に勝利を確信させていた。これがリンクジョーカーの力なのだろうか。
「油断は禁物ですよ、幸子」
「雀ヶ森レン…」
「勝負は終わってみるまで何があるか分からない」
追いつめられているにも関わらず、雀ヶ森は相変わらず涼やかな顔でカードを一枚ドローした。
「幸子。僕は君が櫂の元に行った時、こうなる事を予感していたんだよ」
「……?!」
「だから――その時は僕が君のリバースを解くんだと決めていたんだ」
ドローしたカードを頭上に振り上げた雀ヶ森のそれが不敵なものへと変化した。
「出でよ。幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム!」
ブレイクライドにより召喚されしは異世界の戦士。
「「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード!」」
各々のファーストヴァンガードが起動した。
「ジャッジバウ・撃退者」
「ホワイトナイト・フェンリル!」
幸子の背後に現れたファーストヴァンガードに、雀ヶ森はほうと溜め息を吐いた。
「リンクジョーカー…かげろうじゃないんですね」
「これはトシキから託された大切なデッキなの」
「なるほど。櫂は君を守る為にそのデッキを置いていった訳ですね」
…余程幸子を手離したくないんですね、櫂。
リバースしても彼女への愛は変わりませんか。いや、むしろ感情の激しさは増しているといっても過言ではないか。
「――ですが、勝つのは僕です」
雀ヶ森の勝利宣言に幸子は険しい顔を覗かせた。
「このリンクジョーカーであなたを倒す!ライド!!」
櫂の名誉を守る為にも負けるわけにはいかない。幸子はファーストヴァンガードに手札のカードを勢いよく重ねた。
ダメージ3対ダメージ5。
いざファイトが始まってみれば、なんと幸子はあと1ダメージまで雀ヶ森を追いつめていた。
みなぎる力が幸子に勝利を確信させていた。これがリンクジョーカーの力なのだろうか。
「油断は禁物ですよ、幸子」
「雀ヶ森レン…」
「勝負は終わってみるまで何があるか分からない」
追いつめられているにも関わらず、雀ヶ森は相変わらず涼やかな顔でカードを一枚ドローした。
「幸子。僕は君が櫂の元に行った時、こうなる事を予感していたんだよ」
「……?!」
「だから――その時は僕が君のリバースを解くんだと決めていたんだ」
ドローしたカードを頭上に振り上げた雀ヶ森のそれが不敵なものへと変化した。
「出でよ。幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム!」
ブレイクライドにより召喚されしは異世界の戦士。