誘う虚無
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「魔弾の星輝兵 ネオンのブーストしたラドンでワイバーンストライクテージャスにアタック」
「ノーガード…」
ヴァンガードを守る為に手札は確保しておきたい。
幸子は攻撃を受け入れ、ストライクテージャスは破壊された。櫂は攻撃の手を緩めない。
「魔爪の星輝兵 ランタンのブーストしたニオブでオーバーロードにアタック」
「封竜リノクロスで完全ガード!」
手札を一枚捨て、完全ガードで防御する。
残るはヴァンガードであるインフィニットゼロ・ドラゴンからの攻撃だけ。
こちらのダメージはあと二枚。手札では攻撃を防げない。しかしクリティカルを引かれなければ何とかなる。
(守りきる……必ず…!!)
これさえ乗りきれば勝利する可能性はグッと増える。
例えリアガードが二体ロックされていようとも、勝機はあるはずだ。
「インフィニットゼロ・ドラゴンでオーバーロードをアタック」
「……っ、ノーガード」
「チェック・ザ・ドライブトリガー」
ドライブトリガーをチェックするべく櫂は山札に手を伸ばした。一枚目。
「ゲット。クリティカルトリガー。効果は全てインフィニットゼロ・ドラゴンに」
「…っ!!」
噛みしめていた唇が僅かに震えた。
「セカンドチェック」
続けて櫂が引いたカードは――
「ゲット。クリティカルトリガー」
「そ…そんな…!?」
クリティカル3を持ってインフィニットゼロ・ドラゴンの攻撃がドラゴニック・オーバーロードを襲う。
ダメージは四枚。
単純に考えてヒールトリガーを二枚以上引かないと、そこで勝敗は決まる。
「勝負あったようだな」
「まだ分からないよ!!」
そうだ。負ける訳にはいかない!
櫂をリンクジョーカーの呪縛から解き放つまでは!
幸子は意を決して山札に手を伸ばした。
「一枚目…」
トリガーはなし。これでダメージは五枚。
続けて二枚目のダメージチェックに挑む。
震える手でカードを表返した。
「ヒールトリガー!ダメージ一枚回復!!」
幸子はちらりと櫂を見た。対峙する恋人は黙って成り行きを見守っていた。
(トシキ…!!)
まだ運はある。
掴むのだ、勝利を!!
幸子は三枚目のダメージチェックをするべくカードを引いた。
「ノーガード…」
ヴァンガードを守る為に手札は確保しておきたい。
幸子は攻撃を受け入れ、ストライクテージャスは破壊された。櫂は攻撃の手を緩めない。
「魔爪の星輝兵 ランタンのブーストしたニオブでオーバーロードにアタック」
「封竜リノクロスで完全ガード!」
手札を一枚捨て、完全ガードで防御する。
残るはヴァンガードであるインフィニットゼロ・ドラゴンからの攻撃だけ。
こちらのダメージはあと二枚。手札では攻撃を防げない。しかしクリティカルを引かれなければ何とかなる。
(守りきる……必ず…!!)
これさえ乗りきれば勝利する可能性はグッと増える。
例えリアガードが二体ロックされていようとも、勝機はあるはずだ。
「インフィニットゼロ・ドラゴンでオーバーロードをアタック」
「……っ、ノーガード」
「チェック・ザ・ドライブトリガー」
ドライブトリガーをチェックするべく櫂は山札に手を伸ばした。一枚目。
「ゲット。クリティカルトリガー。効果は全てインフィニットゼロ・ドラゴンに」
「…っ!!」
噛みしめていた唇が僅かに震えた。
「セカンドチェック」
続けて櫂が引いたカードは――
「ゲット。クリティカルトリガー」
「そ…そんな…!?」
クリティカル3を持ってインフィニットゼロ・ドラゴンの攻撃がドラゴニック・オーバーロードを襲う。
ダメージは四枚。
単純に考えてヒールトリガーを二枚以上引かないと、そこで勝敗は決まる。
「勝負あったようだな」
「まだ分からないよ!!」
そうだ。負ける訳にはいかない!
櫂をリンクジョーカーの呪縛から解き放つまでは!
幸子は意を決して山札に手を伸ばした。
「一枚目…」
トリガーはなし。これでダメージは五枚。
続けて二枚目のダメージチェックに挑む。
震える手でカードを表返した。
「ヒールトリガー!ダメージ一枚回復!!」
幸子はちらりと櫂を見た。対峙する恋人は黙って成り行きを見守っていた。
(トシキ…!!)
まだ運はある。
掴むのだ、勝利を!!
幸子は三枚目のダメージチェックをするべくカードを引いた。