接触する両者
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スー…と静かに開く自動ドア。
「幸子?! いらっしゃい。よく来たね」
店番をしていた戸倉が読んでいた雑誌から顔をあげて嬉しそうな声を出した。
彼女の膝の上で丸まっていた店長代理が「にゃー」と鳴いて幸子に擦り寄ってくる。
しゃがみこんで喉をこちょこちょすると、店長代理は気持ち良さそうに目を細めて尻尾を揺らした。
「幸子さんじゃないですか!! 櫂には内緒でファイトしに来たんですか!?」
葛城カムイはいつでも元気いっぱいだ。見ているこちらまで元気になる。
「おおっ、櫂トシキの彼女じゃねえか!!!」
「彼女には木梨幸子さんという素敵な名前があるのです!ツッパリもどきの弱い頭じゃ覚えられないかもしれませんが」
「んだと!コラ」
宮地学園カードファイト部に所属する石田ナオキと小茂井シンゴは相変わらず息ぴったりだ。
みんなに会い、幸子は気持ちが明るくなるのを感じた。
「幸子さん、せっかくだから久しぶりにファイトしませんか?」
「そうだね。やろっか」
清々しい先導の笑顔に導かれるように、幸子はデッキをセットした。同じく嬉しそうにデッキをセットする先導。
「臨海学校に行く前に幸子さんとファイト出来るなんて思わなかったな」
「へえ、臨海学校行くんだ!?」
「うん。明後日から」
という事は、暫く先導や戸倉とは会えなくなる。やはり今日ここへ赴いて正解だった。
「じゃあ、臨海学校へ行く前にアイチ君を負かしちゃおっかな~」
「挑むところです」
楽しいファイトになりそうだ。
「幸子?! いらっしゃい。よく来たね」
店番をしていた戸倉が読んでいた雑誌から顔をあげて嬉しそうな声を出した。
彼女の膝の上で丸まっていた店長代理が「にゃー」と鳴いて幸子に擦り寄ってくる。
しゃがみこんで喉をこちょこちょすると、店長代理は気持ち良さそうに目を細めて尻尾を揺らした。
「幸子さんじゃないですか!! 櫂には内緒でファイトしに来たんですか!?」
葛城カムイはいつでも元気いっぱいだ。見ているこちらまで元気になる。
「おおっ、櫂トシキの彼女じゃねえか!!!」
「彼女には木梨幸子さんという素敵な名前があるのです!ツッパリもどきの弱い頭じゃ覚えられないかもしれませんが」
「んだと!コラ」
宮地学園カードファイト部に所属する石田ナオキと小茂井シンゴは相変わらず息ぴったりだ。
みんなに会い、幸子は気持ちが明るくなるのを感じた。
「幸子さん、せっかくだから久しぶりにファイトしませんか?」
「そうだね。やろっか」
清々しい先導の笑顔に導かれるように、幸子はデッキをセットした。同じく嬉しそうにデッキをセットする先導。
「臨海学校に行く前に幸子さんとファイト出来るなんて思わなかったな」
「へえ、臨海学校行くんだ!?」
「うん。明後日から」
という事は、暫く先導や戸倉とは会えなくなる。やはり今日ここへ赴いて正解だった。
「じゃあ、臨海学校へ行く前にアイチ君を負かしちゃおっかな~」
「挑むところです」
楽しいファイトになりそうだ。