常夏にライド!!
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テラスでクリームメロンソーダを飲みながら 苦悩する先導をちらりと盗み見、幸子を待っていた櫂は 現れた幸子に思いきり動揺した。
「お待たせ、トシキ」
「――っ!!!!!」
にこにこと笑顔で己の横に立つ幸子。
薄いピンク地を藤色の縁が彩るAラインの水着だ。ストラップを首の後ろで蝶結びに結ったホルターネックが可愛らしい。
思った通り、鳴海や戸倉のような大胆なツーピースではなく 幸子はワンピース型の水着を選んできた。そこまでは想定内だった。
しかし、これは…。
「………」
櫂は幸子の笑顔から視線を下にずらした。
ホルターネックはVネックラインになっており 可愛らしいデザインと裏腹に、豊かな胸元が際どく覗く。これは全く想定外だった。
「……トシキ?」
なぜか石のように固まっている櫂に一歩近づき、覗き込むようにして声をかける。途端に櫂はガタッと椅子から立ち上がった。
「俺を試しているのか?」
「な、なんでそうなるのっ!?」
幸子は櫂の言葉の意味が分かっていない。無自覚だからこそ余計質が悪い。
なぜか真に迫った櫂の雰囲気に臆し、幸子は話題を変えようと試みる。
「そういえば レン君にビーチバレーしないかって誘われたんだけど、トシキもレン君に…」
「――!!? お前、レンに会ったのか?」
「う、うん。ここに来る途中に」
沸々と湧きあがる独占欲に もう櫂の心は耐えきれなかった。ぐいっと幸子の腕を掴む。
「戻るぞ」
「えっ!? ト、トシキ!?」
「いいから来い」
何が起きたのか理解出来ないまま、幸子は櫂に連行されていった。
「お待たせ、トシキ」
「――っ!!!!!」
にこにこと笑顔で己の横に立つ幸子。
薄いピンク地を藤色の縁が彩るAラインの水着だ。ストラップを首の後ろで蝶結びに結ったホルターネックが可愛らしい。
思った通り、鳴海や戸倉のような大胆なツーピースではなく 幸子はワンピース型の水着を選んできた。そこまでは想定内だった。
しかし、これは…。
「………」
櫂は幸子の笑顔から視線を下にずらした。
ホルターネックはVネックラインになっており 可愛らしいデザインと裏腹に、豊かな胸元が際どく覗く。これは全く想定外だった。
「……トシキ?」
なぜか石のように固まっている櫂に一歩近づき、覗き込むようにして声をかける。途端に櫂はガタッと椅子から立ち上がった。
「俺を試しているのか?」
「な、なんでそうなるのっ!?」
幸子は櫂の言葉の意味が分かっていない。無自覚だからこそ余計質が悪い。
なぜか真に迫った櫂の雰囲気に臆し、幸子は話題を変えようと試みる。
「そういえば レン君にビーチバレーしないかって誘われたんだけど、トシキもレン君に…」
「――!!? お前、レンに会ったのか?」
「う、うん。ここに来る途中に」
沸々と湧きあがる独占欲に もう櫂の心は耐えきれなかった。ぐいっと幸子の腕を掴む。
「戻るぞ」
「えっ!? ト、トシキ!?」
「いいから来い」
何が起きたのか理解出来ないまま、幸子は櫂に連行されていった。