初合宿〜マネ編
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インターハイ予選に敗北し3年生が引退した。
チームは新主将黒尾を軸とした1、2年生主体のものに変わり、同時に部風もガラリと変わった。新生音駒高校男子バレーボール部始動だ!
更に3年生と入れ替わるように、強豪音駒復活の兆しとも言うべく現役を退いていた猫又が復帰した。
猫又はコーチに元教え子の直井を迎え、今まで疎遠であった梟谷グループとの交流までも復活させたのだ。
そんな夏休みも近い或る火曜日の部活終わり。
半円形に集合した部員達に直井が告げた。
「突然ではあるが、来週末梟谷グループ合宿への参加が決まった」
途端にざわつく体育館。
直井が現役だった頃とは違い、他校との合宿など行われた試しがないので無理もない。
「日程は金曜夕方から2泊3日だ。宿泊なので親御さんの了承も必要になる。今から配る書類に目を通して貰って印鑑を貰ってくるように」
パイプ椅子に座り腕を組んだ猫又は書類が部員に行き渡る様子を眺めていた。
不安な顔も見えるが、ほとんどがワクワクしているようだ。これなら心配ないだろう。
「3年が抜けてチームも新体制だ。まずは自分達が何処までやれるのか…その力量を知る必要がある。それには週末の合宿は打ってつけだな」
そして最後に猫又はいつものようにこう締め括った。
「以上。頑張んなさい」
チームは新主将黒尾を軸とした1、2年生主体のものに変わり、同時に部風もガラリと変わった。新生音駒高校男子バレーボール部始動だ!
更に3年生と入れ替わるように、強豪音駒復活の兆しとも言うべく現役を退いていた猫又が復帰した。
猫又はコーチに元教え子の直井を迎え、今まで疎遠であった梟谷グループとの交流までも復活させたのだ。
そんな夏休みも近い或る火曜日の部活終わり。
半円形に集合した部員達に直井が告げた。
「突然ではあるが、来週末梟谷グループ合宿への参加が決まった」
途端にざわつく体育館。
直井が現役だった頃とは違い、他校との合宿など行われた試しがないので無理もない。
「日程は金曜夕方から2泊3日だ。宿泊なので親御さんの了承も必要になる。今から配る書類に目を通して貰って印鑑を貰ってくるように」
パイプ椅子に座り腕を組んだ猫又は書類が部員に行き渡る様子を眺めていた。
不安な顔も見えるが、ほとんどがワクワクしているようだ。これなら心配ないだろう。
「3年が抜けてチームも新体制だ。まずは自分達が何処までやれるのか…その力量を知る必要がある。それには週末の合宿は打ってつけだな」
そして最後に猫又はいつものようにこう締め括った。
「以上。頑張んなさい」