GW遠征合宿‼︎3
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新幹線はあと20分程で東京駅に到着する。
そろそろ2人きりの時間満喫タイムも終了だ。
そして長かったGW遠征合宿も東京駅に着いた時点で終わりを告げる。
黒尾やみんなにとって良きライバルを得た実のりある合宿だったなと思う。
ゴールデンウィークという事で、周りの友人達は恋人と遠出したり、友人同士或いは家族で出掛けたりと遊びの予定に余念がないようだった。しかしそんなワクワクするような楽しげな予定に負けないくらい、この遠征合宿は充実していた。本当に行って良かった。
「幸子、ウチ来るか?」
不意に黒尾に誘われる。
それは勿論もっと一緒にいれたら嬉しい。でも、
「鉄朗、疲れてるでしょ?今日は早めに休んだ方が」
「疲れてる。だから幸子で充電すんだろーが」
「……っ」
またもボウッと熱くなる頬。
一体この二時間で何度赤くなれば気が済むのか…思わず自分自身にツッコミを入れてしまう。
「それに今、ウチの家族、旅行行ってていねぇんだ」
「あっ、それなら夕飯食べにおいでよ。お母さん、鉄朗が来てくれたらすごく喜ぶから」
「おっ、おばさんの手料理食えんの。ラッキー」
「お母さんにメールしとくね」
「わりぃな」
幸子の家族――特に母親は小さい頃から黒尾が大のお気に入りなのだ。
喜んで腕に寄をかけて夕食を振る舞うだろう。
「んじゃ、まず幸子ン家でメシ食って、それからウチ直行コースな」
「うんっ」
そんな光景を眺めながら孤爪がボソリと一言。
「クロと幸子ってさ……ホントバカップルだよね」
孤爪の言葉にはまたまた羞恥を煽られたが、遠征が終わってもゴールデンウィークはまだ終わらないんだと思うと幸せで満たされた。
そろそろ2人きりの時間満喫タイムも終了だ。
そして長かったGW遠征合宿も東京駅に着いた時点で終わりを告げる。
黒尾やみんなにとって良きライバルを得た実のりある合宿だったなと思う。
ゴールデンウィークという事で、周りの友人達は恋人と遠出したり、友人同士或いは家族で出掛けたりと遊びの予定に余念がないようだった。しかしそんなワクワクするような楽しげな予定に負けないくらい、この遠征合宿は充実していた。本当に行って良かった。
「幸子、ウチ来るか?」
不意に黒尾に誘われる。
それは勿論もっと一緒にいれたら嬉しい。でも、
「鉄朗、疲れてるでしょ?今日は早めに休んだ方が」
「疲れてる。だから幸子で充電すんだろーが」
「……っ」
またもボウッと熱くなる頬。
一体この二時間で何度赤くなれば気が済むのか…思わず自分自身にツッコミを入れてしまう。
「それに今、ウチの家族、旅行行ってていねぇんだ」
「あっ、それなら夕飯食べにおいでよ。お母さん、鉄朗が来てくれたらすごく喜ぶから」
「おっ、おばさんの手料理食えんの。ラッキー」
「お母さんにメールしとくね」
「わりぃな」
幸子の家族――特に母親は小さい頃から黒尾が大のお気に入りなのだ。
喜んで腕に寄をかけて夕食を振る舞うだろう。
「んじゃ、まず幸子ン家でメシ食って、それからウチ直行コースな」
「うんっ」
そんな光景を眺めながら孤爪がボソリと一言。
「クロと幸子ってさ……ホントバカップルだよね」
孤爪の言葉にはまたまた羞恥を煽られたが、遠征が終わってもゴールデンウィークはまだ終わらないんだと思うと幸せで満たされた。