夏合宿‼︎ 3日目
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谷地が去った後、食堂の床に座り込み黒尾曰く"充電"をしていた最中。
「あー幸子。さっきのおにぎり美味かった」
「ふふっ。どうしたの、突然?」
「邪魔が入って言えなかったろ? 幸子ちゃん特製おにぎりの感想」
「邪魔って…」
幸子は苦笑した。木兎をあっさり邪魔と言えてしまう辺りに2人の仲の良さが伺える。
「でも鉄朗がそう言ってくれるんなら、愛情込めて握った甲斐があったな」
「おーおー、幸子の愛情がひしひしと伝わって来たぜ」
そう言って肩を揺らした黒尾は、悪戯っぽい笑みを見せた。
「んじゃ、今度は俺の愛情も伝えとかねーとな」
「えっ? ……、んっ」
黒尾の筋肉質な腕に抱かれたまま、ちゅっと唇に優しい感触が降りてきた。
温かい気持ちが溢れてくるのは体に触れる黒尾の体温のせいか、夜食の賜物か。
「…ね。あのね、鉄朗」
「改まってどーした?」
「私……烏野のメガネの彼にね、嫉妬してたんだ」
「は? …ツッキー?」
黒尾は混乱するように目を白黒させている。意味が分からないといった様子だ。
「だ、だって……!! 昼の練習試合の時も自主練の時も、鉄朗…あのメガネくんの事ばっかり気にしてるし……っ」
言いながら段々恥ずかしくなってきた。
何でもない他校の後輩にまで嫉妬していたなど、黒尾は引いただろうか。
そう思い羞恥に染まる頬に少し心配そうな表情を浮かべて黒尾を仰ぎ見れば、彼はニヤニヤとした笑みを浮かべていた。
「ほほう。幸子ちゃんは俺に構ってもらえなくてそんなに寂しかったんですかー」
「うっ…」
図星をつかれ、言い淀む幸子の頭をがしがしと撫でる。
「幸子、お前明日から自主練付き合え」
「っ、え…っ?!」
「それで堂々と俺の傍にいりゃーいい」
「で、でも…っ!!」
「誰も文句言わねえし言わせねえよ」
「っ……」
そうして押し黙る幸子の唇に、再びご機嫌な唇が触れたのであった。
これにて充電完了。
「あー幸子。さっきのおにぎり美味かった」
「ふふっ。どうしたの、突然?」
「邪魔が入って言えなかったろ? 幸子ちゃん特製おにぎりの感想」
「邪魔って…」
幸子は苦笑した。木兎をあっさり邪魔と言えてしまう辺りに2人の仲の良さが伺える。
「でも鉄朗がそう言ってくれるんなら、愛情込めて握った甲斐があったな」
「おーおー、幸子の愛情がひしひしと伝わって来たぜ」
そう言って肩を揺らした黒尾は、悪戯っぽい笑みを見せた。
「んじゃ、今度は俺の愛情も伝えとかねーとな」
「えっ? ……、んっ」
黒尾の筋肉質な腕に抱かれたまま、ちゅっと唇に優しい感触が降りてきた。
温かい気持ちが溢れてくるのは体に触れる黒尾の体温のせいか、夜食の賜物か。
「…ね。あのね、鉄朗」
「改まってどーした?」
「私……烏野のメガネの彼にね、嫉妬してたんだ」
「は? …ツッキー?」
黒尾は混乱するように目を白黒させている。意味が分からないといった様子だ。
「だ、だって……!! 昼の練習試合の時も自主練の時も、鉄朗…あのメガネくんの事ばっかり気にしてるし……っ」
言いながら段々恥ずかしくなってきた。
何でもない他校の後輩にまで嫉妬していたなど、黒尾は引いただろうか。
そう思い羞恥に染まる頬に少し心配そうな表情を浮かべて黒尾を仰ぎ見れば、彼はニヤニヤとした笑みを浮かべていた。
「ほほう。幸子ちゃんは俺に構ってもらえなくてそんなに寂しかったんですかー」
「うっ…」
図星をつかれ、言い淀む幸子の頭をがしがしと撫でる。
「幸子、お前明日から自主練付き合え」
「っ、え…っ?!」
「それで堂々と俺の傍にいりゃーいい」
「で、でも…っ!!」
「誰も文句言わねえし言わせねえよ」
「っ……」
そうして押し黙る幸子の唇に、再びご機嫌な唇が触れたのであった。
これにて充電完了。