夏合宿‼︎ 2日目 夜食
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
慌てたように教室へ戻ってきた谷地の態度に清水は首を傾げていた。
明らかに様子がおかしい。それにエプロンを取りに行ったはずなのに、持って帰ってきた形跡はないのだ。
だが何かあったのかと問うてみても谷地の返答は、
「何にも見てません!」
その一点張りだった。
(何かあったのは確実なんだよね)
清水が推理をし始めた所でガラガラと扉が開く。その途端、谷地は「ひっ」と小さく喉を詰まらせ、布団を被り寝たふりを決め込んだ。
「?……」
不思議に思い、盛り上がった布団から視線を移せば、ソソッと教室に入って来た幸子の頬もまた赤く。
「幸子ちゃん、黒尾君の所行ってたの?」
「ちっ、違うよ…!!」
「隠さなくても大丈夫だって。黒尾君と幸子ちゃんはいつもラブラブなんだから」
「――~?!!」
なんだかブンブンと首を振り慌てふためいている真っ赤な幸子を見て、清水が何かを察してしまうのは間もなく。
明らかに様子がおかしい。それにエプロンを取りに行ったはずなのに、持って帰ってきた形跡はないのだ。
だが何かあったのかと問うてみても谷地の返答は、
「何にも見てません!」
その一点張りだった。
(何かあったのは確実なんだよね)
清水が推理をし始めた所でガラガラと扉が開く。その途端、谷地は「ひっ」と小さく喉を詰まらせ、布団を被り寝たふりを決め込んだ。
「?……」
不思議に思い、盛り上がった布団から視線を移せば、ソソッと教室に入って来た幸子の頬もまた赤く。
「幸子ちゃん、黒尾君の所行ってたの?」
「ちっ、違うよ…!!」
「隠さなくても大丈夫だって。黒尾君と幸子ちゃんはいつもラブラブなんだから」
「――~?!!」
なんだかブンブンと首を振り慌てふためいている真っ赤な幸子を見て、清水が何かを察してしまうのは間もなく。