GW遠征合宿‼︎
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廊下を歩き、静寂の部屋へと戻る。
行きと違うのは一人じゃない事だ。今は隣に黒尾がいる。
「しっかし幸子。一人じゃ怖くて寝れねぇなんて、小学生かお前は」
「だ、だって…!!」
からかえば、口ごもり真っ赤になる幸子を可愛いと思う。
幸子は子供の頃から恐がりで、それでいて寂しがり屋だ。弧爪と3人、幼馴染みとして一緒に育ってきたからよく知っている。
幸子の許容範囲を知り尽くしているからこそ、黒尾はもう一歩踏み込んで意地悪してみる。
「それともあれ? 俺を誘う口実ですかー」
「…ち、違うもんっ!!」
「へいへい。そーいう事にしといてやんよ」
「もう、本当に違うんだから!!」
「ムキになる所が怪しいなー」
「っ…」
見る見る頬が赤く染まっていく幸子を見ながら、好きな人ほどいじめたいとはよく言ったものだと黒尾はニヤりと笑った。
行きと違うのは一人じゃない事だ。今は隣に黒尾がいる。
「しっかし幸子。一人じゃ怖くて寝れねぇなんて、小学生かお前は」
「だ、だって…!!」
からかえば、口ごもり真っ赤になる幸子を可愛いと思う。
幸子は子供の頃から恐がりで、それでいて寂しがり屋だ。弧爪と3人、幼馴染みとして一緒に育ってきたからよく知っている。
幸子の許容範囲を知り尽くしているからこそ、黒尾はもう一歩踏み込んで意地悪してみる。
「それともあれ? 俺を誘う口実ですかー」
「…ち、違うもんっ!!」
「へいへい。そーいう事にしといてやんよ」
「もう、本当に違うんだから!!」
「ムキになる所が怪しいなー」
「っ…」
見る見る頬が赤く染まっていく幸子を見ながら、好きな人ほどいじめたいとはよく言ったものだと黒尾はニヤりと笑った。