見上げた先の景色
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いつもより30分早く部活が終了した日の帰り道。
「今日俺こっちだから」
駅に到着した所で携帯ゲーム機から顔をあげた弧爪が言った。その道は駅を素通りする方向。
「どこか寄るの?」
心なしかいつもよりソワソワしてる弧爪に幸子が尋ねる。
「駅前のゲームショップ。予約したソフト取りに行く」
「研磨がネット以外で予約してるなんて珍しいな」
「こっちの方が予約特典良かったから…」
なるほど、ゲーマーの弧爪らしい着眼点だ。
「いってらっしゃい。気をつけてね」
「あんまり遅くなんなよ」
歩きだそうとした弧爪は、息子を送り出す夫婦のような言葉を掛けてきた幼馴染み2人を振り返る。
「…クロと幸子は意外と寄り道しないで真っ直ぐ帰るよね」
「今日俺こっちだから」
駅に到着した所で携帯ゲーム機から顔をあげた弧爪が言った。その道は駅を素通りする方向。
「どこか寄るの?」
心なしかいつもよりソワソワしてる弧爪に幸子が尋ねる。
「駅前のゲームショップ。予約したソフト取りに行く」
「研磨がネット以外で予約してるなんて珍しいな」
「こっちの方が予約特典良かったから…」
なるほど、ゲーマーの弧爪らしい着眼点だ。
「いってらっしゃい。気をつけてね」
「あんまり遅くなんなよ」
歩きだそうとした弧爪は、息子を送り出す夫婦のような言葉を掛けてきた幼馴染み2人を振り返る。
「…クロと幸子は意外と寄り道しないで真っ直ぐ帰るよね」