銃口を司る正義
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突然の出来事だった。
勤務明け。いつも通り食堂で休憩しようとエレベーターのボタンを押した幸子は、背後に人の気配を感じて振り返った。いや、振り返ろうとする前に布で口を塞がれた。
「んん……ッ!!」
今自分の身に起きている事態を把握する前に急激な眠気に襲われた。
「あなたが……悪いんだ……」
遠のく意識の淵で声が聞こえる。
(…っ…慎也……)
一瞬狡噛の姿が脳裏に浮かび、幸子の意識は闇へと吸い込まれていった。