銃口を司る正義
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「木梨!」
犯人の振り返り様トリガーを引く。
神経ビームが命中し、犯人は「ぎゃっ」と短い悲鳴を発し 前のめりに倒れて気絶した。
「狡噛くん…!?」
「大丈夫か?!」
幸子は面食らった様子で狡噛と犯人を交互に見ている。
もしかしたら狡噛にドミネーターを使用させてしまった事に戸惑いを覚えているのかもしれない。
そう推測した狡噛本人もまた、ドミネーターを初めて使用した事実に気分が高揚するのを感じていた。
(俺が……執行したのか!?)
ぴくりとも動かなくなった犯人を見下ろした。
これが――刑事。
これからの長い人生で生業にしていく仕事――。
「狡噛くん、その人…」
「?!――あ、ああ。そうだな。拘束しないと」
麻痺しているので問題ないとは思うが、キッズセンター内に犯人を引き摺っていき、遊具に取り付けられていたベルトで拘束する。それからデバイスで和久へと連絡した。
『お手柄でしたね、狡噛君。
後は我々に任せ すぐに保護した少女を連れて戻って下さい。無論犯人は置き去りにして結構です』
「了解しました」
通信を切ると、ようやく一心地ついた。
自分達の仕事はここまでだ。
後は和久達三係へ任せよう。
犯人の振り返り様トリガーを引く。
神経ビームが命中し、犯人は「ぎゃっ」と短い悲鳴を発し 前のめりに倒れて気絶した。
「狡噛くん…!?」
「大丈夫か?!」
幸子は面食らった様子で狡噛と犯人を交互に見ている。
もしかしたら狡噛にドミネーターを使用させてしまった事に戸惑いを覚えているのかもしれない。
そう推測した狡噛本人もまた、ドミネーターを初めて使用した事実に気分が高揚するのを感じていた。
(俺が……執行したのか!?)
ぴくりとも動かなくなった犯人を見下ろした。
これが――刑事。
これからの長い人生で生業にしていく仕事――。
「狡噛くん、その人…」
「?!――あ、ああ。そうだな。拘束しないと」
麻痺しているので問題ないとは思うが、キッズセンター内に犯人を引き摺っていき、遊具に取り付けられていたベルトで拘束する。それからデバイスで和久へと連絡した。
『お手柄でしたね、狡噛君。
後は我々に任せ すぐに保護した少女を連れて戻って下さい。無論犯人は置き去りにして結構です』
「了解しました」
通信を切ると、ようやく一心地ついた。
自分達の仕事はここまでだ。
後は和久達三係へ任せよう。