雲鳥の統べる空
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副委員長の草壁が雲雀を呼びに来たので、幸子は早々に下校した。
おそらく風紀委員会はこれから"仕事"に出向くのだろう。集金などと、なにか穏やかでないものを感じつつも、心は花火に飛んでしまう。
家に戻り シャワーを浴びて、母親に浴衣を着付けてもらった。
約束の時間の5分前に待ち合わせ場所である笹川家の前に着くと、京子は既に外で待っていてくれた。
「京子ちゃーん!」
「あっ、幸子さん!」
玄関前に立つ、金魚柄の可愛い浴衣を着た京子に近づいていく。
「京子ちゃん可愛い。浴衣よく似合ってるよ」
「ありがとう。幸子さんも可愛いよ。彼氏さん、きっと喜ぶね」
「っ……!」
ぼわっと一気に顔が赤くなった。そんな幸子の様子に京子はクスリと笑う。
「もうすぐハルちゃんも来るよ」
「お待たせしましたー!」
「あ、ハルちゃん」
タイミング良く聞こえてきた元気な声。
振り返ると、黒髪の女子がパタパタと小走りでこちらにやってくる。
目の前で止まった女子が、好奇心いっぱいの大きな瞳に幸子を映した。
「幸子さん、友達の三浦ハルさん。
ハルちゃん、幼馴染みの木梨幸子さんだよ」
「木梨幸子です。よろしくね」
「はひ、三浦ハルですー。よろしくお願いします。幸子ちゃんて呼んでもいいですか?」
「うんっ、もちろん。私もハルちゃんて呼ばせてもらうね!」
すっかり意気投合してしまった2人に、京子も嬉しそうだ。
「それじゃ、お祭りに行こっか」
「うん!」
「はーい!」
幸子の声に、京子とハルが元気な返事をした。
おそらく風紀委員会はこれから"仕事"に出向くのだろう。集金などと、なにか穏やかでないものを感じつつも、心は花火に飛んでしまう。
家に戻り シャワーを浴びて、母親に浴衣を着付けてもらった。
約束の時間の5分前に待ち合わせ場所である笹川家の前に着くと、京子は既に外で待っていてくれた。
「京子ちゃーん!」
「あっ、幸子さん!」
玄関前に立つ、金魚柄の可愛い浴衣を着た京子に近づいていく。
「京子ちゃん可愛い。浴衣よく似合ってるよ」
「ありがとう。幸子さんも可愛いよ。彼氏さん、きっと喜ぶね」
「っ……!」
ぼわっと一気に顔が赤くなった。そんな幸子の様子に京子はクスリと笑う。
「もうすぐハルちゃんも来るよ」
「お待たせしましたー!」
「あ、ハルちゃん」
タイミング良く聞こえてきた元気な声。
振り返ると、黒髪の女子がパタパタと小走りでこちらにやってくる。
目の前で止まった女子が、好奇心いっぱいの大きな瞳に幸子を映した。
「幸子さん、友達の三浦ハルさん。
ハルちゃん、幼馴染みの木梨幸子さんだよ」
「木梨幸子です。よろしくね」
「はひ、三浦ハルですー。よろしくお願いします。幸子ちゃんて呼んでもいいですか?」
「うんっ、もちろん。私もハルちゃんて呼ばせてもらうね!」
すっかり意気投合してしまった2人に、京子も嬉しそうだ。
「それじゃ、お祭りに行こっか」
「うん!」
「はーい!」
幸子の声に、京子とハルが元気な返事をした。