ボンゴレ式修学旅行・改
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修学旅行当日。
幸子の自宅まで迎えに来てくれた雲雀の服装は…
「学ラン…」
「なに当たり前の事言ってんの」
「あはは…そ、そうだね」
と言葉を濁した私服の幸子。
本音を言えば私服の雲雀が見たかった。
普段が基本的に制服姿なので、恋人の幸子でさえほとんど目にできない雲雀の私服姿。それを心のどこかで期待していたのだ。
「つまんない事考えてないで行くよ」
「う、うんっ」
持っていた旅行用鞄をひょいと奪われたかと思えば、雲雀に手をひかれた。
さりげない雲雀の優しさに胸を高鳴らせていると、空から黄色い物体が幸子の肩へと降りてきた。
「ユキコ ユキコ」
「ふふっ。ヒバードおはよう。修学旅行楽しみだね」
「タノシミ タノシミ」
やってきたのは集合場所である並盛中学校。
黄色に緑の線が入ったバスが校舎前に停まっていて、見慣れた顔がある。
「リボーン君おはよう!」
「おー 幸子か。ちゃおっす」
幸子の挨拶に振り返ったリボーンが2人を見てニヤリと笑った。
「おはよう幸子さん」
「幸子ちゃーん!! グッドモーニングですー!」
トランクに荷物を積めていた京子とハルが、はしゃぎながら手を振ってくれた。幸子もそれに応えて笑顔で手を振る。
「恭弥、鞄持ってくれてありがとう。恭弥のも貸して。トランクに入れてくるね」
雲雀からふたつの鞄を受けとると、幸子はそれを持って京子とハルの許へ駆け寄った。
「来たな ヒバリ」
「赤ん坊…」
そんな幸子を眺めていた雲雀であったが、リボーンに声をかけられそちらへと視線を向ける。
「幸子、随分はしゃいでるな」
「さあね」
「オメーが一緒に来てくれた事が余程嬉しいみてーだな、ヒバリ」
「君がそう仕向けたんでしょ」
「…さあな」
リボーンが意味ありげな笑顔を浮かべ言葉を濁した。
「幸子に僕を連れて来させるくらいだ。それなりに楽しませてくれるんだろうね、赤ん坊?」
「何の事だ?俺はただ、たまにはオメーらの労を労ってやろうと思っただけだ」
「………フン」
リボーンが自分に向けられた肉食獣のようなそれをサラリと交わすと、雲雀は面白くなさそうにぷいっと横を向いた。
そこへ荷物をトランクに積み終えた幸子が戻って来る。
「お待たせ、恭弥」
「まあ、せっかく来たんだ…楽しんでいけ」
「そうさせてもらうよ」
リボーンと戦えない事に不服そうにはしたものの、それほど雲雀の機嫌は悪い訳ではないらしい。
幸子はそんな2人のやりとりを眺め、それからずっと聞きたかった事をリボーンに尋ねた。
「ねぇ、リボーン君。クロームちゃんは来ないのかな?」
「声はかけてみたが、やっぱり来ねーみてーだな」
「そっかぁ…」
案の定…という感じだがやはり残念だ。クロームがいたらもっと楽しかっただろうな…。
幸子の自宅まで迎えに来てくれた雲雀の服装は…
「学ラン…」
「なに当たり前の事言ってんの」
「あはは…そ、そうだね」
と言葉を濁した私服の幸子。
本音を言えば私服の雲雀が見たかった。
普段が基本的に制服姿なので、恋人の幸子でさえほとんど目にできない雲雀の私服姿。それを心のどこかで期待していたのだ。
「つまんない事考えてないで行くよ」
「う、うんっ」
持っていた旅行用鞄をひょいと奪われたかと思えば、雲雀に手をひかれた。
さりげない雲雀の優しさに胸を高鳴らせていると、空から黄色い物体が幸子の肩へと降りてきた。
「ユキコ ユキコ」
「ふふっ。ヒバードおはよう。修学旅行楽しみだね」
「タノシミ タノシミ」
やってきたのは集合場所である並盛中学校。
黄色に緑の線が入ったバスが校舎前に停まっていて、見慣れた顔がある。
「リボーン君おはよう!」
「おー 幸子か。ちゃおっす」
幸子の挨拶に振り返ったリボーンが2人を見てニヤリと笑った。
「おはよう幸子さん」
「幸子ちゃーん!! グッドモーニングですー!」
トランクに荷物を積めていた京子とハルが、はしゃぎながら手を振ってくれた。幸子もそれに応えて笑顔で手を振る。
「恭弥、鞄持ってくれてありがとう。恭弥のも貸して。トランクに入れてくるね」
雲雀からふたつの鞄を受けとると、幸子はそれを持って京子とハルの許へ駆け寄った。
「来たな ヒバリ」
「赤ん坊…」
そんな幸子を眺めていた雲雀であったが、リボーンに声をかけられそちらへと視線を向ける。
「幸子、随分はしゃいでるな」
「さあね」
「オメーが一緒に来てくれた事が余程嬉しいみてーだな、ヒバリ」
「君がそう仕向けたんでしょ」
「…さあな」
リボーンが意味ありげな笑顔を浮かべ言葉を濁した。
「幸子に僕を連れて来させるくらいだ。それなりに楽しませてくれるんだろうね、赤ん坊?」
「何の事だ?俺はただ、たまにはオメーらの労を労ってやろうと思っただけだ」
「………フン」
リボーンが自分に向けられた肉食獣のようなそれをサラリと交わすと、雲雀は面白くなさそうにぷいっと横を向いた。
そこへ荷物をトランクに積み終えた幸子が戻って来る。
「お待たせ、恭弥」
「まあ、せっかく来たんだ…楽しんでいけ」
「そうさせてもらうよ」
リボーンと戦えない事に不服そうにはしたものの、それほど雲雀の機嫌は悪い訳ではないらしい。
幸子はそんな2人のやりとりを眺め、それからずっと聞きたかった事をリボーンに尋ねた。
「ねぇ、リボーン君。クロームちゃんは来ないのかな?」
「声はかけてみたが、やっぱり来ねーみてーだな」
「そっかぁ…」
案の定…という感じだがやはり残念だ。クロームがいたらもっと楽しかっただろうな…。