ボンゴレ式修学旅行・改
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放課後――‥
応接室に行く途中で、幸子は校内に侵入していたリボーンに呼び止められた。
「ちゃおっす、幸子」
「あれっ、リボーン君。それに京子ちゃん」
「うん、幸子さん」
京子が可愛らしい笑顔を見せながら幸子に軽く手を振った。
手を振り返しながら思う。リボーンに京子とは珍しい組み合わせだ。
「リボーン君、沢田君を迎えに来たの?」
「いや、今日は京子と幸子に会いに来たんだ」
「へっ?…私にも?」
リボーンが自分に会いに来るとは意外だ。なにか雲雀がらみの話でもあるのだろうか。
「幸子さんも一緒に行こうよ!」
京子がはしゃぎながら幸子の手をとった。
「待って、京子ちゃん。私まだ、話が見えないんだけど…。どこかに行くの?」
「ああ、そうだ」
頷いたリボーンから飛び出した話は全く想定外なもので。
「幸子。修学旅行に行かねーか?」
「修学旅行?」
「ファミリーで日本一周旅行に行くんだ。幸子も参加しねーか?…ヒバリと一緒に」
「恭弥も行くの?」
「それは幸子次第だな」
まあ、幸子が行くなら間違いなく雲雀も参加するだろーがな。
キラリ☆とリボーンの目が光る。
「ね、楽しそうでしょ?幸子さんも行こうよ!私とお兄ちゃんも参加するんだよ」
「ハルも参加するぞ。ここに来る途中に会ったんで誘っておいたからな」
リボーンはぬかりない。
ボンゴレファミリーの修学旅行という事は、ボスの沢田はもちろん獄寺や山本も参加するのだろう。もしかしたら、クロームも来てくれるかもしれない。
…とても楽しそうだ。考えただけでワクワクする。
「私も行きたいな」
「うん、行こう!」
京子は本当に嬉しそうだ。
「幸子。頑張ってヒバリを説得しろよ」
「う、うん…。できるかな?」
「多分な」
と答えたものの、幸子が行く気になった時点で既に雲雀の参加も決定したと、リボーンは確信していた。
「そうだよね。頑張って誘ってみる!」
「気楽にいけ。ヒバリの説得に失敗したら、幸子だけ来ればいいだけの話だしな」
少し不安そうな幸子を見やり、リボーンはフ…と笑った。
その笑みは容姿に不釣り合いな大人びたものだった。
(幸子。オメーは自分がどれだけヒバリに愛されているか、まだまだ分かっちゃいねーな)
応接室に行く途中で、幸子は校内に侵入していたリボーンに呼び止められた。
「ちゃおっす、幸子」
「あれっ、リボーン君。それに京子ちゃん」
「うん、幸子さん」
京子が可愛らしい笑顔を見せながら幸子に軽く手を振った。
手を振り返しながら思う。リボーンに京子とは珍しい組み合わせだ。
「リボーン君、沢田君を迎えに来たの?」
「いや、今日は京子と幸子に会いに来たんだ」
「へっ?…私にも?」
リボーンが自分に会いに来るとは意外だ。なにか雲雀がらみの話でもあるのだろうか。
「幸子さんも一緒に行こうよ!」
京子がはしゃぎながら幸子の手をとった。
「待って、京子ちゃん。私まだ、話が見えないんだけど…。どこかに行くの?」
「ああ、そうだ」
頷いたリボーンから飛び出した話は全く想定外なもので。
「幸子。修学旅行に行かねーか?」
「修学旅行?」
「ファミリーで日本一周旅行に行くんだ。幸子も参加しねーか?…ヒバリと一緒に」
「恭弥も行くの?」
「それは幸子次第だな」
まあ、幸子が行くなら間違いなく雲雀も参加するだろーがな。
キラリ☆とリボーンの目が光る。
「ね、楽しそうでしょ?幸子さんも行こうよ!私とお兄ちゃんも参加するんだよ」
「ハルも参加するぞ。ここに来る途中に会ったんで誘っておいたからな」
リボーンはぬかりない。
ボンゴレファミリーの修学旅行という事は、ボスの沢田はもちろん獄寺や山本も参加するのだろう。もしかしたら、クロームも来てくれるかもしれない。
…とても楽しそうだ。考えただけでワクワクする。
「私も行きたいな」
「うん、行こう!」
京子は本当に嬉しそうだ。
「幸子。頑張ってヒバリを説得しろよ」
「う、うん…。できるかな?」
「多分な」
と答えたものの、幸子が行く気になった時点で既に雲雀の参加も決定したと、リボーンは確信していた。
「そうだよね。頑張って誘ってみる!」
「気楽にいけ。ヒバリの説得に失敗したら、幸子だけ来ればいいだけの話だしな」
少し不安そうな幸子を見やり、リボーンはフ…と笑った。
その笑みは容姿に不釣り合いな大人びたものだった。
(幸子。オメーは自分がどれだけヒバリに愛されているか、まだまだ分かっちゃいねーな)