雲鳥の統べる空
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並盛中学校会議室では学期始まり恒例の委員会会議が開かれていた。
「プリントにあるように、これが2学期の委員会の部屋割りです」
本日の司会進行役である美化委員長が、各自に配られたプリントに自身も目を通しながら言った。
「えーっ、何コレ!? 応接室使う委員会ある。ずるい!どこよ!」
一人の女生徒が発した言葉に場が凍りつく。
「風紀委員だぞ!」
隣の男子生徒に耳打ちされた女生徒は、事の重大さに気づいて蒼白になった。次いで窓際から聞こえてきた声。
「何か問題でもある?」
「いえ!ありません!すっ、すいませんヒバリさん!!」
女生徒は直ぐに椅子から立ち上がり、窓際に座る人物に頭を下げた。
「図書委員長」
「は、はい!!」
突然指名され、裏返る声で返事をしながら図書委員長が慌てて立ち上がる。
「後で風紀委員会以外の全委員会の委員名簿を提出して」
「わ、わかりました!!」
またも裏返った声で図書委員長が返事をした。
「じゃ――続けてよ」
窓枠に腰かけた風紀委員長 雲雀恭弥が、不敵な笑みを浮かべながら言った。
「プリントにあるように、これが2学期の委員会の部屋割りです」
本日の司会進行役である美化委員長が、各自に配られたプリントに自身も目を通しながら言った。
「えーっ、何コレ!? 応接室使う委員会ある。ずるい!どこよ!」
一人の女生徒が発した言葉に場が凍りつく。
「風紀委員だぞ!」
隣の男子生徒に耳打ちされた女生徒は、事の重大さに気づいて蒼白になった。次いで窓際から聞こえてきた声。
「何か問題でもある?」
「いえ!ありません!すっ、すいませんヒバリさん!!」
女生徒は直ぐに椅子から立ち上がり、窓際に座る人物に頭を下げた。
「図書委員長」
「は、はい!!」
突然指名され、裏返る声で返事をしながら図書委員長が慌てて立ち上がる。
「後で風紀委員会以外の全委員会の委員名簿を提出して」
「わ、わかりました!!」
またも裏返った声で図書委員長が返事をした。
「じゃ――続けてよ」
窓枠に腰かけた風紀委員長 雲雀恭弥が、不敵な笑みを浮かべながら言った。