君は僕のもの
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「よう、恭弥。やっぱりここだったな」
ディーノが出逢った時のような不敵な笑みを浮かべてそこにいた。
「戦う前に話をしてえ」
「また指輪?」
「違う。幸子の話だ」
「!?」
幸子の名前に雲雀がぴくりと反応した。
「……なに?」
構えていたトンファーを下ろして雲雀が尋ねた。
「どうやら幸子に惚れちまったらしい」
「!!」
「なあ、恭弥。幸子をオレに譲ってくれな――‥」
突然繰り出されたトンファーにディーノは言葉を切るしかなかった。寸手の所で交わし雲雀との距離をとった。
「なっ!まて!話の途中で攻撃してくるなんざ何考えてんだ!」
「何も考えてないよ。あなたをグチャグチャにすること以外」
先程までの雲雀とは明らかに違う。凄まじい殺気だ。
まさかこれ程までとは…。
ディーノは内心驚きつつもニヤリと笑う。
雲雀は幸子を本気で愛している。そんな幸子は簡単に雲雀の心を揺さぶる。そして彼女の存在は雲雀をどんどん強くしていくだろう。
「武器を構えなよ」
「まだ話は終わっちゃいねーぜ」
「終わったよ。僕は幸子を譲る気はないからね」
雲雀が地を蹴る。凄まじいトンファーラッシュがディーノを襲った。
「幸子は僕のものだ。あなたにも、誰にも渡さない」
「そうかよ。なら力づくで――‥」
と鞭を振るおうとしたディーノが、どてんっと転んだ。
「いってー」
「?……」
普段と違うディーノの様子に、雲雀は思わず攻撃の手を止めた。
「恭弥!ディーノさん!」
「ボス!」
戦いを制するように屋上に現れた2人。
それは幸子とディーノの部下ロマーリオだった。
ディーノが出逢った時のような不敵な笑みを浮かべてそこにいた。
「戦う前に話をしてえ」
「また指輪?」
「違う。幸子の話だ」
「!?」
幸子の名前に雲雀がぴくりと反応した。
「……なに?」
構えていたトンファーを下ろして雲雀が尋ねた。
「どうやら幸子に惚れちまったらしい」
「!!」
「なあ、恭弥。幸子をオレに譲ってくれな――‥」
突然繰り出されたトンファーにディーノは言葉を切るしかなかった。寸手の所で交わし雲雀との距離をとった。
「なっ!まて!話の途中で攻撃してくるなんざ何考えてんだ!」
「何も考えてないよ。あなたをグチャグチャにすること以外」
先程までの雲雀とは明らかに違う。凄まじい殺気だ。
まさかこれ程までとは…。
ディーノは内心驚きつつもニヤリと笑う。
雲雀は幸子を本気で愛している。そんな幸子は簡単に雲雀の心を揺さぶる。そして彼女の存在は雲雀をどんどん強くしていくだろう。
「武器を構えなよ」
「まだ話は終わっちゃいねーぜ」
「終わったよ。僕は幸子を譲る気はないからね」
雲雀が地を蹴る。凄まじいトンファーラッシュがディーノを襲った。
「幸子は僕のものだ。あなたにも、誰にも渡さない」
「そうかよ。なら力づくで――‥」
と鞭を振るおうとしたディーノが、どてんっと転んだ。
「いってー」
「?……」
普段と違うディーノの様子に、雲雀は思わず攻撃の手を止めた。
「恭弥!ディーノさん!」
「ボス!」
戦いを制するように屋上に現れた2人。
それは幸子とディーノの部下ロマーリオだった。