君は僕のもの
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応接室――‥
ソファに座り日誌を読んでいた雲雀は、ふと視線を己の右指に移した。先程から雲雀が親指と人差し指で弄んでいるのは、銀色に光るリングであった。
突然届いた指輪。
送り主が誰なのかも判らない。
ガラッ
ふいに扉が開く音がした。
「!」
雲雀の視線が今度は扉に注がれる。
「お前が雲雀恭弥だな」
「……誰……?」
現れたのは金髪の青年であった。
皮ジャンにジーパンというラフな姿は一見どこにでもいる普通の青年に見える。
だが、彼の眼光、纏うオーラ。それに彼に付き従う黒づめの男の存在が、青年を常人とかけ離れた存在だと示していた。
「オレはツナの兄貴分でリボーンの知人だ。雲の刻印のついた指輪の話がしたい」
リボーンの名が飛び出した事に雲雀は興味をそそられたらしい。日誌を閉じると不敵な笑みを浮かべ、ス…と立ち上がった。
「ふーん。赤ん坊の…。じゃあ強いんだ。
僕は指輪の話なんてどーでもいいよ。あなたを咬み殺せれば…」
「なるほど、問題児だな」
フ…と青年が笑い、鞭を構えた。
「いいだろう。その方が話が早い」
そんな青年の挑発にあえて乗るように、雲雀もゆっくりとトンファーを構えた。
―――――‥‥
それから青年…ディーノは直々雲雀を訪ねてくるようになった。
時に大切な話をしに、
時に真剣勝負をしに、
そして時にご機嫌伺いに。
ソファに座り日誌を読んでいた雲雀は、ふと視線を己の右指に移した。先程から雲雀が親指と人差し指で弄んでいるのは、銀色に光るリングであった。
突然届いた指輪。
送り主が誰なのかも判らない。
ガラッ
ふいに扉が開く音がした。
「!」
雲雀の視線が今度は扉に注がれる。
「お前が雲雀恭弥だな」
「……誰……?」
現れたのは金髪の青年であった。
皮ジャンにジーパンというラフな姿は一見どこにでもいる普通の青年に見える。
だが、彼の眼光、纏うオーラ。それに彼に付き従う黒づめの男の存在が、青年を常人とかけ離れた存在だと示していた。
「オレはツナの兄貴分でリボーンの知人だ。雲の刻印のついた指輪の話がしたい」
リボーンの名が飛び出した事に雲雀は興味をそそられたらしい。日誌を閉じると不敵な笑みを浮かべ、ス…と立ち上がった。
「ふーん。赤ん坊の…。じゃあ強いんだ。
僕は指輪の話なんてどーでもいいよ。あなたを咬み殺せれば…」
「なるほど、問題児だな」
フ…と青年が笑い、鞭を構えた。
「いいだろう。その方が話が早い」
そんな青年の挑発にあえて乗るように、雲雀もゆっくりとトンファーを構えた。
―――――‥‥
それから青年…ディーノは直々雲雀を訪ねてくるようになった。
時に大切な話をしに、
時に真剣勝負をしに、
そして時にご機嫌伺いに。