彩虹に輝く
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
煙が晴れると、元の場所に戻っていた。どうやら10年バズーカの効果が切れたらしい。
「幸子」
自分を呼ぶ声がすぐ近くで聞こえ、顔を上向かせれば雲雀の顔があった。ちょっと無愛想な、よく知る顔。
「帰って来たんだ…私」
そこで幸子は初めて背中に感じる温もりに気づく。
なんと雲雀に抱きしめられている形ではないか!?
反射的に放れようとしてみるものの、案の定というか雲雀はそれを許さなかった。
「き、恭弥…」
「なに?」
「恥ずかしいから離して」
「やだ」
「だ、だってみんなが…」
「誰?」
聞き返されて周囲を見るが誰もいない。既にランボと山本は撤収したようだ。
「えっ…と…」
「問題ないみたいだね」
考えてみれば、雲雀が未来から来たと言えど自分との時間を他人に邪魔させる訳がなかった。
多少 自画自賛してるが、その考え方でほぼ間違いない。
そんな考え事をしている間も雲雀は幸子を抱きしめる腕を強め、唇を寄せてくる。
「ちょ、ちょっと待って、恭弥…!」
「待たないよ」
「行きたい場所があるの」
「幸子」
自分を呼ぶ声がすぐ近くで聞こえ、顔を上向かせれば雲雀の顔があった。ちょっと無愛想な、よく知る顔。
「帰って来たんだ…私」
そこで幸子は初めて背中に感じる温もりに気づく。
なんと雲雀に抱きしめられている形ではないか!?
反射的に放れようとしてみるものの、案の定というか雲雀はそれを許さなかった。
「き、恭弥…」
「なに?」
「恥ずかしいから離して」
「やだ」
「だ、だってみんなが…」
「誰?」
聞き返されて周囲を見るが誰もいない。既にランボと山本は撤収したようだ。
「えっ…と…」
「問題ないみたいだね」
考えてみれば、雲雀が未来から来たと言えど自分との時間を他人に邪魔させる訳がなかった。
多少 自画自賛してるが、その考え方でほぼ間違いない。
そんな考え事をしている間も雲雀は幸子を抱きしめる腕を強め、唇を寄せてくる。
「ちょ、ちょっと待って、恭弥…!」
「待たないよ」
「行きたい場所があるの」