彩虹に輝く
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夜の支配する時間が長くなってきた ある日の夕方。幸子はリボーンに呼び出され、雲雀と共に並盛神社に来ていた。
集ったメンバーを見渡してみると、沢田、獄寺に山本など、ボンゴレ10代目ボス候補とその守護者が一同に介していた。
「こんばんは!」
「ご苦労だったな幸子」
幸子が雲雀を連れてきた事に満足し、リボーンがフムと笑った。
「赤ん坊…」
「待ってたぞヒバリ。よく来たな」
「勘違いしないでくれる?僕は個人的にここにいるんだ」
「まあ、楽しんでいけ」
「……フン」
いきなり飛び出した、どこまでも雲雀らしい発言。一触即発の展開にハラハラしたが、リボーンはさらりと交わしてくれた。
平穏無事に済んで良かったと幸子は安心した。が、甘かった。
「…でもまあ、君がいると知ってたら来なかったけどね」
睨みつけた先には――‥
「クフフフ…お久しぶりです」
なんと六道骸!
本当に、守護者全員がここ並盛神社に集ったのだ。
「君、何しに来たの?」
「たまには愚かなボス候補の戯れにのってみるのも一興かと思いまして」
「戯れって、別にオレ主催じゃないんだけど!!?」
ガビーンとツッコむ沢田はスルーして、骸は更に含みを持って話を続ける。
「それに…幸子さんにも逢えると思いまして」
「へっ? ……私!?」
突然話の矛先を向けられ幸子は自分を指差して変な声を上げてしまった。
無論 雲雀は面白くない。
「残念だけど、幸子は君に逢いたいなんて これっぽっちも思ってないよ」
「それは君の願望でしょう、雲雀恭弥。幸子さんの本当の気持ちはクロームから聞いて知っています」
「ちょ…勝手に捏造しないで下さいっ!!」
結局 骸の標的は雲雀一辺倒なのだ。
「うるせーぞオメーら。そろそろ始めるから全員こっちに来やがれ」
ヒートアップしかけた雲雀と骸のやりとりは、リボーンの一声で中断した。
「リボーン。お前一体何を始める気だよ?」
「10代目のおっしゃる通りです、リボーンさん。始めようにも内容が分からなければ、始めようがありません」
「そりゃそーだな」
まず沢田が問いかけ、それに獄寺と山本が同意した。リボーンは再びニヤリと笑う。
「肝だめしだ」
「えええっ!? こんな寒い時期に なんでもっと寒くなるよーな事するの!!?」
「黙れダメツナ。こいつはただの肝だめしじゃねー。来るボンゴレ式ハロウィンに向けての下準備だ」
新たなボンゴレ式行事の予告がなされた。
「クフフ…。肝だめしですか。面白い」
「うおお!俺も極限に燃えて来たぞ!!」
熱血漢の笹川はともかく、意外にも骸ものってきた。そんな骸と対照的な態度の雲雀。
「興味ない」
「おや。怖いのですか、雲雀恭弥?」
「……咬み殺す」
「そこまでそこまで!!」
両手を振りながら慌てて止めに入る幸子。捨て身の行動の賜物か、それ以上大事には至らずに済んだ。
「オレっちも肝だめしなんてやらないもんねー!」
「うるせーぞアホ牛」
「ぴぎゃっ!」
駄々を捏ねるランボはリボーンの蹴りに粉砕された。
びたんっとランボが地面に叩きつけられたと同時にモジャモジャ頭から10年バズーカが飛び出し、地面からでっぱった岩にぶつかった拍子に帯電していた。…軽く壊れたかもしれない。
「始めるぞ。このくじを引いてペアを作れ」
レオンが変形したくじ箱をリボーンが突きつける。
「が・ま・んー…する代わりにランボさん幸子と組むもんねー!」
「何言ってんの君。悪ふざけがすぎるよ」
「ぴぎゃーっ!殺されるー!!」
「うるせーぞアホ牛。ラチがあかねーからオレが幸子と組むぜ」
「ははっ、獄寺。お前どさくさにまぎれてんのな」
「だ、黙りやがれ野球馬鹿!」
「木梨は変わり者に極限好かれやすいみたいだな」
「…笹川君、それってみんなに失礼だよ」
バキューン!
辺りに銃声が響き、場は瞬時に静まった。
「いいからさっさとくじを引け」
銃を一同に突きつけ、痺れを切らしたリボーンが言った。やはり過激なカテキョーである。
集ったメンバーを見渡してみると、沢田、獄寺に山本など、ボンゴレ10代目ボス候補とその守護者が一同に介していた。
「こんばんは!」
「ご苦労だったな幸子」
幸子が雲雀を連れてきた事に満足し、リボーンがフムと笑った。
「赤ん坊…」
「待ってたぞヒバリ。よく来たな」
「勘違いしないでくれる?僕は個人的にここにいるんだ」
「まあ、楽しんでいけ」
「……フン」
いきなり飛び出した、どこまでも雲雀らしい発言。一触即発の展開にハラハラしたが、リボーンはさらりと交わしてくれた。
平穏無事に済んで良かったと幸子は安心した。が、甘かった。
「…でもまあ、君がいると知ってたら来なかったけどね」
睨みつけた先には――‥
「クフフフ…お久しぶりです」
なんと六道骸!
本当に、守護者全員がここ並盛神社に集ったのだ。
「君、何しに来たの?」
「たまには愚かなボス候補の戯れにのってみるのも一興かと思いまして」
「戯れって、別にオレ主催じゃないんだけど!!?」
ガビーンとツッコむ沢田はスルーして、骸は更に含みを持って話を続ける。
「それに…幸子さんにも逢えると思いまして」
「へっ? ……私!?」
突然話の矛先を向けられ幸子は自分を指差して変な声を上げてしまった。
無論 雲雀は面白くない。
「残念だけど、幸子は君に逢いたいなんて これっぽっちも思ってないよ」
「それは君の願望でしょう、雲雀恭弥。幸子さんの本当の気持ちはクロームから聞いて知っています」
「ちょ…勝手に捏造しないで下さいっ!!」
結局 骸の標的は雲雀一辺倒なのだ。
「うるせーぞオメーら。そろそろ始めるから全員こっちに来やがれ」
ヒートアップしかけた雲雀と骸のやりとりは、リボーンの一声で中断した。
「リボーン。お前一体何を始める気だよ?」
「10代目のおっしゃる通りです、リボーンさん。始めようにも内容が分からなければ、始めようがありません」
「そりゃそーだな」
まず沢田が問いかけ、それに獄寺と山本が同意した。リボーンは再びニヤリと笑う。
「肝だめしだ」
「えええっ!? こんな寒い時期に なんでもっと寒くなるよーな事するの!!?」
「黙れダメツナ。こいつはただの肝だめしじゃねー。来るボンゴレ式ハロウィンに向けての下準備だ」
新たなボンゴレ式行事の予告がなされた。
「クフフ…。肝だめしですか。面白い」
「うおお!俺も極限に燃えて来たぞ!!」
熱血漢の笹川はともかく、意外にも骸ものってきた。そんな骸と対照的な態度の雲雀。
「興味ない」
「おや。怖いのですか、雲雀恭弥?」
「……咬み殺す」
「そこまでそこまで!!」
両手を振りながら慌てて止めに入る幸子。捨て身の行動の賜物か、それ以上大事には至らずに済んだ。
「オレっちも肝だめしなんてやらないもんねー!」
「うるせーぞアホ牛」
「ぴぎゃっ!」
駄々を捏ねるランボはリボーンの蹴りに粉砕された。
びたんっとランボが地面に叩きつけられたと同時にモジャモジャ頭から10年バズーカが飛び出し、地面からでっぱった岩にぶつかった拍子に帯電していた。…軽く壊れたかもしれない。
「始めるぞ。このくじを引いてペアを作れ」
レオンが変形したくじ箱をリボーンが突きつける。
「が・ま・んー…する代わりにランボさん幸子と組むもんねー!」
「何言ってんの君。悪ふざけがすぎるよ」
「ぴぎゃーっ!殺されるー!!」
「うるせーぞアホ牛。ラチがあかねーからオレが幸子と組むぜ」
「ははっ、獄寺。お前どさくさにまぎれてんのな」
「だ、黙りやがれ野球馬鹿!」
「木梨は変わり者に極限好かれやすいみたいだな」
「…笹川君、それってみんなに失礼だよ」
バキューン!
辺りに銃声が響き、場は瞬時に静まった。
「いいからさっさとくじを引け」
銃を一同に突きつけ、痺れを切らしたリボーンが言った。やはり過激なカテキョーである。