おれんじ
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用意されていた部屋はホテルの最上階に位置する豪華なスイートルームだった。
部屋に入るなり、掴んでいた手を己に引き寄せると、ディーノは強く幸子を抱きしめた。その性急な動作に慌てる幸子。
「ちょ、待ってディーノ」
「もう待てねー」
「まっ、……んっ!」
唇が重ねられ、直ぐにディーノの舌が隙間から侵入してきた。
甘く濃厚な、長い口づけ。
解放された頃には力が入らず、ディーノに寄りかかる形となっていた。
「幸子」
「はあ…ディーノ…」
己を見つめる潤んだ瞳に吸い寄せられるように額にキスをした。それからディーノは幸子を姫抱きにすると、そのまま寝室へと連れていく。
キングサイズのベッドに ぽすんと幸子を落とすと、その上にのし掛かった。
「すまねぇ。あんな可愛い事言われちまったら我慢できなかった」
と首筋に顔を埋めてくる。
「あ、待って…」
「待てねーって言ったろ?」
「オレンジが…」
手に持っていたオレンジを顔を上げたディーノに見せる。
「せっかくディーノがくれたオレンジだから」
「そうだな。後で2人で食べよう」
ディーノは幸子の手からオレンジを受けとると、広いベッドの上部に転がした。
それからまた、行為を再開すべく幸子の首筋に舌を這わせていく。
「好きだ、幸子。愛してる」
嬉しい…。
私も同じ気持ちだよ。
柑橘系の爽やかな香りに包まれながら、幸子は甘美な感触に身を委ねていった。
部屋に入るなり、掴んでいた手を己に引き寄せると、ディーノは強く幸子を抱きしめた。その性急な動作に慌てる幸子。
「ちょ、待ってディーノ」
「もう待てねー」
「まっ、……んっ!」
唇が重ねられ、直ぐにディーノの舌が隙間から侵入してきた。
甘く濃厚な、長い口づけ。
解放された頃には力が入らず、ディーノに寄りかかる形となっていた。
「幸子」
「はあ…ディーノ…」
己を見つめる潤んだ瞳に吸い寄せられるように額にキスをした。それからディーノは幸子を姫抱きにすると、そのまま寝室へと連れていく。
キングサイズのベッドに ぽすんと幸子を落とすと、その上にのし掛かった。
「すまねぇ。あんな可愛い事言われちまったら我慢できなかった」
と首筋に顔を埋めてくる。
「あ、待って…」
「待てねーって言ったろ?」
「オレンジが…」
手に持っていたオレンジを顔を上げたディーノに見せる。
「せっかくディーノがくれたオレンジだから」
「そうだな。後で2人で食べよう」
ディーノは幸子の手からオレンジを受けとると、広いベッドの上部に転がした。
それからまた、行為を再開すべく幸子の首筋に舌を這わせていく。
「好きだ、幸子。愛してる」
嬉しい…。
私も同じ気持ちだよ。
柑橘系の爽やかな香りに包まれながら、幸子は甘美な感触に身を委ねていった。