雲の守護者 雲雀恭弥
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「それじゃ雲雀君。遠慮なく行かせてもらうよ」
と木場谷が水鉄砲のトリガーを引く。
先程と同じ。銃口から霧属性の死ぬ気の炎が放たれた。今度は一発。
「その炎……消えるよ」
木場谷の言葉通り、霧の炎が左右にぶれるように揺らぎ、フッと消えた。
「消えやがった…!?」
「いや、消えておらんぞタコヘッド」
「ああ、センパイの言う通りだ」
山本が笹川に同意するように言った。
「炎の軌道が変わったんだ!」
「軌道が変わったって……危ないヒバリさん!!」
次に現れた時、霧の炎は雲雀の目前まで迫っていた。
「遅いよ」
バッと後方に飛び退きながら、雲雀はトンファーで炎を弾き飛ばす。
動体視力の良い笹川と山本ならともかく、獄寺や沢田でさえ一瞬見失った炎の弾を瞬時に捉え 対処した雲雀の戦闘センスは、やはり相当にハイレベルだ。
「ふふ…まだ終わらないよ」
次々に撃ち出される炎の弾丸。それは変則的な動きを見せながら一斉に雲雀を襲った。
「!」
雲雀は仕込みトンファーからチェーンを解除すると、弧を描くように回しながら遅いくる弾丸を弾いた。
「ヒバリさんすごい…!!」
沢田がごくりと喉を鳴らす。
互いに一歩も退かない雲雀と木場谷の攻防は、既に守護者を選出するという枠を越えていた。
力と力のぶつかりあい。
それは何のしがらみも持たない純粋なバトルだった。
と木場谷が水鉄砲のトリガーを引く。
先程と同じ。銃口から霧属性の死ぬ気の炎が放たれた。今度は一発。
「その炎……消えるよ」
木場谷の言葉通り、霧の炎が左右にぶれるように揺らぎ、フッと消えた。
「消えやがった…!?」
「いや、消えておらんぞタコヘッド」
「ああ、センパイの言う通りだ」
山本が笹川に同意するように言った。
「炎の軌道が変わったんだ!」
「軌道が変わったって……危ないヒバリさん!!」
次に現れた時、霧の炎は雲雀の目前まで迫っていた。
「遅いよ」
バッと後方に飛び退きながら、雲雀はトンファーで炎を弾き飛ばす。
動体視力の良い笹川と山本ならともかく、獄寺や沢田でさえ一瞬見失った炎の弾を瞬時に捉え 対処した雲雀の戦闘センスは、やはり相当にハイレベルだ。
「ふふ…まだ終わらないよ」
次々に撃ち出される炎の弾丸。それは変則的な動きを見せながら一斉に雲雀を襲った。
「!」
雲雀は仕込みトンファーからチェーンを解除すると、弧を描くように回しながら遅いくる弾丸を弾いた。
「ヒバリさんすごい…!!」
沢田がごくりと喉を鳴らす。
互いに一歩も退かない雲雀と木場谷の攻防は、既に守護者を選出するという枠を越えていた。
力と力のぶつかりあい。
それは何のしがらみも持たない純粋なバトルだった。