雲の守護者 雲雀恭弥
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名前を呼ばれ振り返ると、沢田綱吉が立っていた。側に獄寺隼人と山本武の姿もある。
群れた3人の登場に雲雀は眉を寄せた。
「なに?」
「あ、あの…リボーンから聞きました。雲の守護者選任日のこと」
「……」
「それで、その……ヒバリさんはどう思ってるのかなと思って」
「……」
口を開く気配を一向に見せない雲雀に、沢田は困ったように話を続ける。
「うまく言えないけど、俺…ヒバリさんに勝って欲しいと思ってます。だってヒバリさんは、様々な困難を一緒に乗り越えてきた――」
「僕には関係ない」
ぴしゃりと言い放つと、それが沢田の恐怖を煽ったようで、彼はビクッと小さく肩を震わせた。
沢田の言葉は雲雀を心底苛立たせた。
一緒に困難を乗り越えた?
「勘違いだよ」
吐き捨てるように言うと、雲雀は沢田の横を通り過ぎて行った。
一瞬たりとも彼らと群れた覚えなどない。
「ヒバリ!きちんと10代目のご期待に添えよ!!」
その背に向かって悪態をつく獄寺。雲雀は振り返る事もなく去っていった。
「チッ。相変わらず透かしたヤローだぜ」
「ヒバリさん…ちゃんと来てくれるかな?」
沢田が心配そうに呟く。
「まあ、ヒバリは気まぐれだからなっ。なるよーになるだろ。心配してても仕方ねーさ」
「テメーは自分の能天気の心配でもしてろ!野球バカが!!」
「沢田君、獄寺君、山本君」
「!!!」
3人がギョッとしながら、同時に声のする方を振り向いた。そこにいたのは、いつになく神妙な面持ちの幸子。
「ねえ、今の話…詳しく教えて」
群れた3人の登場に雲雀は眉を寄せた。
「なに?」
「あ、あの…リボーンから聞きました。雲の守護者選任日のこと」
「……」
「それで、その……ヒバリさんはどう思ってるのかなと思って」
「……」
口を開く気配を一向に見せない雲雀に、沢田は困ったように話を続ける。
「うまく言えないけど、俺…ヒバリさんに勝って欲しいと思ってます。だってヒバリさんは、様々な困難を一緒に乗り越えてきた――」
「僕には関係ない」
ぴしゃりと言い放つと、それが沢田の恐怖を煽ったようで、彼はビクッと小さく肩を震わせた。
沢田の言葉は雲雀を心底苛立たせた。
一緒に困難を乗り越えた?
「勘違いだよ」
吐き捨てるように言うと、雲雀は沢田の横を通り過ぎて行った。
一瞬たりとも彼らと群れた覚えなどない。
「ヒバリ!きちんと10代目のご期待に添えよ!!」
その背に向かって悪態をつく獄寺。雲雀は振り返る事もなく去っていった。
「チッ。相変わらず透かしたヤローだぜ」
「ヒバリさん…ちゃんと来てくれるかな?」
沢田が心配そうに呟く。
「まあ、ヒバリは気まぐれだからなっ。なるよーになるだろ。心配してても仕方ねーさ」
「テメーは自分の能天気の心配でもしてろ!野球バカが!!」
「沢田君、獄寺君、山本君」
「!!!」
3人がギョッとしながら、同時に声のする方を振り向いた。そこにいたのは、いつになく神妙な面持ちの幸子。
「ねえ、今の話…詳しく教えて」