雲の守護者 雲雀恭弥
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担任に日誌を届けに職員室へ向かう途中で、幸子は意外な人に声をかけられた。
「よう 幸子」
「ディーノさん!! いつ日本に来たんですか!?」
「3週間くらい前だ。それより……恭弥の所へ行くのか?」
「いえ、職員室に。日直なんです」
笑顔で答えてから、気になっていた質問を返す。
「ディーノさんはなんで並中に?」
「ああ…ちょっとヤボ用が出来ちまってな」
「恭弥に逢いに来たんですか?」
「まあ…そんな所だな」
「?」
幸子は首を傾げた。なんだかディーノの歯切れが悪いのは気のせい…だろうか?
「ちゃおっス、幸子」
どこかしどろもどろのディーノの背後から、ぴょこっと現れたのはリボーン。
「リボーン君も来てたんだ。沢田君に会いに?」
「いや、今日はヒバリに会いに来たんだ」
「恭弥に…?」
リボーンが雲雀に会いに来るなど珍しい。それにディーノまで…。
数日前の雲雀の態度と何か関係があるのだろうか。ふと思い出して心がざわついた。
「私も後で――」
ドオオン!
幸子の言葉は大きな物音に掻き消された。
「な、なに…っ!?」
「応接室の方みてーだな」
「行ってみようぜ、リボーン!」
「待って下さい。私も!」
あれだけの爆音にも関わらず、応接室前の廊下はひっそりとしていた。
さすがに風紀委員長の住み処まで原因を探りに来る者など 並中には皆無だったらしい。おそらくはみんな、爆音には気づかぬふりをしているのだろう。
「幸子は下がってろ!!」
ディーノが叫んだ時にはもう、幸子は 彼の横をすり抜けて、応接室のドアを開けていた。
「よう 幸子」
「ディーノさん!! いつ日本に来たんですか!?」
「3週間くらい前だ。それより……恭弥の所へ行くのか?」
「いえ、職員室に。日直なんです」
笑顔で答えてから、気になっていた質問を返す。
「ディーノさんはなんで並中に?」
「ああ…ちょっとヤボ用が出来ちまってな」
「恭弥に逢いに来たんですか?」
「まあ…そんな所だな」
「?」
幸子は首を傾げた。なんだかディーノの歯切れが悪いのは気のせい…だろうか?
「ちゃおっス、幸子」
どこかしどろもどろのディーノの背後から、ぴょこっと現れたのはリボーン。
「リボーン君も来てたんだ。沢田君に会いに?」
「いや、今日はヒバリに会いに来たんだ」
「恭弥に…?」
リボーンが雲雀に会いに来るなど珍しい。それにディーノまで…。
数日前の雲雀の態度と何か関係があるのだろうか。ふと思い出して心がざわついた。
「私も後で――」
ドオオン!
幸子の言葉は大きな物音に掻き消された。
「な、なに…っ!?」
「応接室の方みてーだな」
「行ってみようぜ、リボーン!」
「待って下さい。私も!」
あれだけの爆音にも関わらず、応接室前の廊下はひっそりとしていた。
さすがに風紀委員長の住み処まで原因を探りに来る者など 並中には皆無だったらしい。おそらくはみんな、爆音には気づかぬふりをしているのだろう。
「幸子は下がってろ!!」
ディーノが叫んだ時にはもう、幸子は 彼の横をすり抜けて、応接室のドアを開けていた。