ハレルヤ×ハレルヤ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ミルフィオーレ・ホワイトスペル第8グリチネ隊。本日 二名の隊員が副隊長へと就任した。
一人は幸子。
そしてもう一人は――‥
「ジンジャー・ブレッド。本日をもって 君を第8グリチネ隊 副隊長に任命する」
第2ローザ隊隊長であり、6弔花の一人でもある入江正一がかしこまった口調で命じた。
「副隊長?やれって言うんならやるけどね♪」
緊張でガチガチの幸子とは対照的に、上司の前だと言うのにジンジャー・ブレッドは全く物怖じしていない。
「幸子。ジンジャー。第8グリチネ隊を頼んだぞ」
「はっ!」
「はーい」
入江はジンジャーの態度を大して気にも留めず「いつつ…」と胃のあたりを押さえながら去っていった。
しん、と静まった個室に2人残された幸子とジンジャー。
「お互い副隊長として第8グリチネ隊を盛り上げていきましょう」
「あんまり興味湧かないな」
幸子の差し出した手を握りながらジンジャーが気だるそうに言った。
魔導師の人形(マジシャンズドール)ジンジャー・ブレッド。
魔法使いのような帽子から覗く まだ幼さの残る顔。その容姿とは裏腹に"不吉な殺し屋"と呼ばれ、ファミリーが滅亡するような抗争では必ず目撃されると聞いていたが。
しかし幸子から言わせれば―‥
(ただの生意気なお子様ランチじゃない…!)
歳上であろう入江や自分に対する態度は生意気そのもの。上司を立てる幸子としては、同じ副隊長の自分はともかく 白蘭の右腕である入江への立場をわきまえないそれが、全くもって気に入らない。
それ故に、ついつい張り合って皮肉を吐いてしまう。
「君も晴属性なんだってね。ま、別にいいけど」
「同じ晴属性でも、実力が同じかどうかはまだ分からないわね」
「ははっ。同感♪ 精々寝首をかかれないよう気を付けてね。副隊長さん」
「!!」
本っっ当に生意気な奴!!
一人は幸子。
そしてもう一人は――‥
「ジンジャー・ブレッド。本日をもって 君を第8グリチネ隊 副隊長に任命する」
第2ローザ隊隊長であり、6弔花の一人でもある入江正一がかしこまった口調で命じた。
「副隊長?やれって言うんならやるけどね♪」
緊張でガチガチの幸子とは対照的に、上司の前だと言うのにジンジャー・ブレッドは全く物怖じしていない。
「幸子。ジンジャー。第8グリチネ隊を頼んだぞ」
「はっ!」
「はーい」
入江はジンジャーの態度を大して気にも留めず「いつつ…」と胃のあたりを押さえながら去っていった。
しん、と静まった個室に2人残された幸子とジンジャー。
「お互い副隊長として第8グリチネ隊を盛り上げていきましょう」
「あんまり興味湧かないな」
幸子の差し出した手を握りながらジンジャーが気だるそうに言った。
魔導師の人形(マジシャンズドール)ジンジャー・ブレッド。
魔法使いのような帽子から覗く まだ幼さの残る顔。その容姿とは裏腹に"不吉な殺し屋"と呼ばれ、ファミリーが滅亡するような抗争では必ず目撃されると聞いていたが。
しかし幸子から言わせれば―‥
(ただの生意気なお子様ランチじゃない…!)
歳上であろう入江や自分に対する態度は生意気そのもの。上司を立てる幸子としては、同じ副隊長の自分はともかく 白蘭の右腕である入江への立場をわきまえないそれが、全くもって気に入らない。
それ故に、ついつい張り合って皮肉を吐いてしまう。
「君も晴属性なんだってね。ま、別にいいけど」
「同じ晴属性でも、実力が同じかどうかはまだ分からないわね」
「ははっ。同感♪ 精々寝首をかかれないよう気を付けてね。副隊長さん」
「!!」
本っっ当に生意気な奴!!