雲鳥の統べる空
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並中正門前は見張りに立つ風紀委員の存在により、ピリピリとした空気を放っていた。おそらく雲雀の指示で草壁が配置させたのだろう。
ふと気づけば、沢田とリボーンが前方を歩いていた。2人の会話の一部が風に乗って聞こえてくる。
「あんな事件が多発してんだ。ピリピリもするぞ」
「やっぱ不良同士のケンカなのかな…」
「ちがうよ」
幸子と同じく2人の会話が聞こえたらしい雲雀が否定した。
「ヒバリさんと幸子さん!!」
「おはよう沢田君、リボーン君」
「ちゃおっス」
ビビる沢田とは対照的に、いつも通りのリボーン。
「いや…ボクは通学してるだけでして…」
「身に覚えのないイタズラだよ…」
沢田の様子を大して気に留めるでもなく雲雀が言う。
「もちろんふりかかる火の粉は元から絶つけどね」
『緑たなーびくー並盛のー♪』
突然鳴り響いた並中校歌。
幸子は何度か耳にしたことのある雲雀の着信音だ。雲雀がピッと採用ボタンを押して通話を開始する。
それを見計らってリボーンが幸子に話しかけてきた。
「幸子、元気か?」
「うん、元気だよ。リボーン君も元気そうだね」
「まあな。…今日はヒバリと一緒に登校か?」
「うん。今朝恭弥が電話くれたんだ」
「なるほどな」
「リ、リボーン…!!」
沢田が小声でリボーンを呼ぶ。早く雲雀から離れたいのだろう。
「君の知り合いじゃなかったっけ?」
そんな沢田に雲雀が声をかけた。
「笹川了平………やられたよ」
ふと気づけば、沢田とリボーンが前方を歩いていた。2人の会話の一部が風に乗って聞こえてくる。
「あんな事件が多発してんだ。ピリピリもするぞ」
「やっぱ不良同士のケンカなのかな…」
「ちがうよ」
幸子と同じく2人の会話が聞こえたらしい雲雀が否定した。
「ヒバリさんと幸子さん!!」
「おはよう沢田君、リボーン君」
「ちゃおっス」
ビビる沢田とは対照的に、いつも通りのリボーン。
「いや…ボクは通学してるだけでして…」
「身に覚えのないイタズラだよ…」
沢田の様子を大して気に留めるでもなく雲雀が言う。
「もちろんふりかかる火の粉は元から絶つけどね」
『緑たなーびくー並盛のー♪』
突然鳴り響いた並中校歌。
幸子は何度か耳にしたことのある雲雀の着信音だ。雲雀がピッと採用ボタンを押して通話を開始する。
それを見計らってリボーンが幸子に話しかけてきた。
「幸子、元気か?」
「うん、元気だよ。リボーン君も元気そうだね」
「まあな。…今日はヒバリと一緒に登校か?」
「うん。今朝恭弥が電話くれたんだ」
「なるほどな」
「リ、リボーン…!!」
沢田が小声でリボーンを呼ぶ。早く雲雀から離れたいのだろう。
「君の知り合いじゃなかったっけ?」
そんな沢田に雲雀が声をかけた。
「笹川了平………やられたよ」