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「球針態」
雲雀の声に反応したロールが球針態を増殖させた。増殖した球針態は、狭い異空間内の一部に集中する。
その中心にいるのは幸子。
球針態は、雲雀とデイモンの戦いを見守っていた幸子を守るように配置された。
「っ、恭弥…」
それは幸子を守ると決めた雲雀の愛の証そのもので。
胸が締め付けられるようなそんな感覚に、幸子は胸にあてた手をぎゅっと握りしめた。
戦闘に身を投じていても、雲雀は常に幸子の事を想っていてくれている。なのに自分はこうして見守ることしかできないのが歯痒い。
いや 見守ることしか出来ないからこそ、しっかりとこの目で見届けなくてはならない。雲雀の戦いを。
それが雲雀を信じ抜くと決めた幸子の愛の証なのだから。
「ちぃっ…」
己の身体にヒットし始めたトンファーラッシュにデイモンは思わず舌打ちする。
先程とは比較にならない程に雲雀の戦闘力が上がっていた。
それは愛する人を守ると決めた雲雀の覚悟の強さが成せる技なのか。雲雀の戦闘は、12の属性を操るデイモンにも全く引けを取らなかった。
持てる全ての炎をトンファーに集中させ、雲雀はデイモンを追いつめる。
全ての攻撃がクリーンヒットでなくてはならない。6倍のダメージを与えるとはそういう事だ。
しかも手数は素早く、反撃の隙を与えずに。
そうしていく内に、徐々にデイモンにダメージの蓄積が見え始めた。
「ガハッ!」
強い雲の炎を纏ったトンファーの殴打に、デイモンは床に叩きつけられた。
「まだだよ」
上体を起こしたデイモンの前に立ちはだかった雲雀がトンファーを構えた。
雲雀の声に反応したロールが球針態を増殖させた。増殖した球針態は、狭い異空間内の一部に集中する。
その中心にいるのは幸子。
球針態は、雲雀とデイモンの戦いを見守っていた幸子を守るように配置された。
「っ、恭弥…」
それは幸子を守ると決めた雲雀の愛の証そのもので。
胸が締め付けられるようなそんな感覚に、幸子は胸にあてた手をぎゅっと握りしめた。
戦闘に身を投じていても、雲雀は常に幸子の事を想っていてくれている。なのに自分はこうして見守ることしかできないのが歯痒い。
いや 見守ることしか出来ないからこそ、しっかりとこの目で見届けなくてはならない。雲雀の戦いを。
それが雲雀を信じ抜くと決めた幸子の愛の証なのだから。
「ちぃっ…」
己の身体にヒットし始めたトンファーラッシュにデイモンは思わず舌打ちする。
先程とは比較にならない程に雲雀の戦闘力が上がっていた。
それは愛する人を守ると決めた雲雀の覚悟の強さが成せる技なのか。雲雀の戦闘は、12の属性を操るデイモンにも全く引けを取らなかった。
持てる全ての炎をトンファーに集中させ、雲雀はデイモンを追いつめる。
全ての攻撃がクリーンヒットでなくてはならない。6倍のダメージを与えるとはそういう事だ。
しかも手数は素早く、反撃の隙を与えずに。
そうしていく内に、徐々にデイモンにダメージの蓄積が見え始めた。
「ガハッ!」
強い雲の炎を纏ったトンファーの殴打に、デイモンは床に叩きつけられた。
「まだだよ」
上体を起こしたデイモンの前に立ちはだかった雲雀がトンファーを構えた。