雲雀恭弥vs.D・スペード
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デイモンがその瞳に憎しみを宿して雲雀を見た。
「ヌフフフ。いいのですか?幸子から離れて」
いやらしい笑みを浮かべて幸子へと視線を移す。
「今すぐにでも幸子を奪ってさしあげましょうか」
「幸子には指一本触れさせないよ。君はここで咬み殺す」
「ヌフフ…相変わらず威勢がよいですね、雲雀恭弥」
それでこそ、壊れていく様を見るのが楽しみというもの。
「あなたの雲のボンゴレギアで、あなたを無様に這いつくばらせてあげますよ。…幸子の見ている前でね」
「黙れ。所詮はまやかし。本物には勝てない」
雲雀は素早い動きでぶつかり合う球針態の間をすり抜けると、トンファーを繰り出す。デイモンのトンファーがそれを受けとめた。
「ヌフフフ。早く私を倒さないと幸子が奪われてしまいますよ?」
「黙れと言ったのが聞こえなかったの?」
倒せるものなら倒してみろと言わんばかりのデイモンの挑発。
彼の口から幸子の名が紡がれた事が雲雀の逆鱗に触れた。
もう二度と呼べないようにしてやらないと気が済まない。
雲雀はトンファーラッシュを浴びせた。
「遅いな」
雲雀のトンファーがデイモンの腹を抉る。衝撃で後方に吹っ飛んだデイモンを追いかけ、更に渾身の一撃を見舞った。
それからは雲雀の独壇場であった。
雲雀の圧倒的な力の前に、デイモンは成す術なく一方的にやられている。
「すごい!!」
「さすがですね」
どこか優美なその戦闘に、沢田や骸は思わず感嘆の声をあげた。
「逃がさないよ」
雲雀の投げた手錠がカチャとデイモンの足に嵌まり、引き寄せられたデイモンの腹をトンファーに仕込まれた鋭利な刃が貫いた。
「まだだよ」
これではまだ緩い。
今まで幸子を苦しめてきた罪は、この程度では償いきれない。
雲雀が更に追い撃ちをかけようとしたその時、デイモンが奇妙な事を言った。
「ええ。そろそろフルチャージです」
「!?」
デイモンの左腕に在るのは…晴のボンゴレギア…!!
晴のボンゴレギアは、ダメージを蓄積して、その炎のエネルギーをMAXに充電していた。
雲雀の目が大きく開かれる。
「私の番です」
デイモンの目が残忍な光を宿した。
「ヌフフフ。いいのですか?幸子から離れて」
いやらしい笑みを浮かべて幸子へと視線を移す。
「今すぐにでも幸子を奪ってさしあげましょうか」
「幸子には指一本触れさせないよ。君はここで咬み殺す」
「ヌフフ…相変わらず威勢がよいですね、雲雀恭弥」
それでこそ、壊れていく様を見るのが楽しみというもの。
「あなたの雲のボンゴレギアで、あなたを無様に這いつくばらせてあげますよ。…幸子の見ている前でね」
「黙れ。所詮はまやかし。本物には勝てない」
雲雀は素早い動きでぶつかり合う球針態の間をすり抜けると、トンファーを繰り出す。デイモンのトンファーがそれを受けとめた。
「ヌフフフ。早く私を倒さないと幸子が奪われてしまいますよ?」
「黙れと言ったのが聞こえなかったの?」
倒せるものなら倒してみろと言わんばかりのデイモンの挑発。
彼の口から幸子の名が紡がれた事が雲雀の逆鱗に触れた。
もう二度と呼べないようにしてやらないと気が済まない。
雲雀はトンファーラッシュを浴びせた。
「遅いな」
雲雀のトンファーがデイモンの腹を抉る。衝撃で後方に吹っ飛んだデイモンを追いかけ、更に渾身の一撃を見舞った。
それからは雲雀の独壇場であった。
雲雀の圧倒的な力の前に、デイモンは成す術なく一方的にやられている。
「すごい!!」
「さすがですね」
どこか優美なその戦闘に、沢田や骸は思わず感嘆の声をあげた。
「逃がさないよ」
雲雀の投げた手錠がカチャとデイモンの足に嵌まり、引き寄せられたデイモンの腹をトンファーに仕込まれた鋭利な刃が貫いた。
「まだだよ」
これではまだ緩い。
今まで幸子を苦しめてきた罪は、この程度では償いきれない。
雲雀が更に追い撃ちをかけようとしたその時、デイモンが奇妙な事を言った。
「ええ。そろそろフルチャージです」
「!?」
デイモンの左腕に在るのは…晴のボンゴレギア…!!
晴のボンゴレギアは、ダメージを蓄積して、その炎のエネルギーをMAXに充電していた。
雲雀の目が大きく開かれる。
「私の番です」
デイモンの目が残忍な光を宿した。