雲雀恭弥vs.D・スペード
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唐突な雲雀の行動に沢田は驚きを隠せない。
「ヒバリさん!!」
「手を出さないで。小動物」
この獲物を狩るのは己だと主張するように雲雀が鋭く言い放つ。
その存在が続く限り、デイモンは何度でも幸子を奪いに現れるだろう。幸子を守るにはデイモンを倒すしか術はない。
幸子は己のもの。
ならばこの因縁に幕を引くのは己の役目だ。
それに幸子を怖がらせ苦しめてきた罪は重い。これ以上触れさせる事も、話しかける事も、その目に映す事すらさせるつもりはない。
ここで終わらせる。全てを――‥
「で……でも…」
「ヒバリは前にツナの戦いに手を出さずに見守ったんだ…。ここは譲るべきかもな」
リボーンには解っていた。
雲雀が決して引かない事。
それにデイモンもまた雲雀と同じようにこの戦いを望んでいるであろう事を。
そう、この戦いを止める事は出来ないのだ。
デイモンはまるで品定めをするように雲雀を見て笑った。
「ヌフフフ。似ている。見れば見るほど初代 雲の守護者アラウディに」
リブの存在する時代で、またしても私の邪魔をするとは……全くもって忌々しい雲だ。八つ裂きにするだけでは足りません。
ドス黒い嫉妬心を隠して、デイモンは涼しい顔で続ける。
「この時代にそのような男と戦えるというのは、まったくもって」
『おつですね』
声は確かにデイモン。
しかしその声はデイモンの腹に現れた巨大な唇から発せられた。同時に両の太股に現れた不気味な眼球。
それはゾッとするような光景だった。
「ひっ」
「わっ」
沢田と古里がほぼ同時に悲鳴を上げた。
「これは失礼。シュールが過ぎました」
しかし そんな事で臆する雲雀ではない。
「いいね♪」
口の端を上げ、不敵に微笑んだ。
「ヒバリさん!!」
「手を出さないで。小動物」
この獲物を狩るのは己だと主張するように雲雀が鋭く言い放つ。
その存在が続く限り、デイモンは何度でも幸子を奪いに現れるだろう。幸子を守るにはデイモンを倒すしか術はない。
幸子は己のもの。
ならばこの因縁に幕を引くのは己の役目だ。
それに幸子を怖がらせ苦しめてきた罪は重い。これ以上触れさせる事も、話しかける事も、その目に映す事すらさせるつもりはない。
ここで終わらせる。全てを――‥
「で……でも…」
「ヒバリは前にツナの戦いに手を出さずに見守ったんだ…。ここは譲るべきかもな」
リボーンには解っていた。
雲雀が決して引かない事。
それにデイモンもまた雲雀と同じようにこの戦いを望んでいるであろう事を。
そう、この戦いを止める事は出来ないのだ。
デイモンはまるで品定めをするように雲雀を見て笑った。
「ヌフフフ。似ている。見れば見るほど初代 雲の守護者アラウディに」
リブの存在する時代で、またしても私の邪魔をするとは……全くもって忌々しい雲だ。八つ裂きにするだけでは足りません。
ドス黒い嫉妬心を隠して、デイモンは涼しい顔で続ける。
「この時代にそのような男と戦えるというのは、まったくもって」
『おつですね』
声は確かにデイモン。
しかしその声はデイモンの腹に現れた巨大な唇から発せられた。同時に両の太股に現れた不気味な眼球。
それはゾッとするような光景だった。
「ひっ」
「わっ」
沢田と古里がほぼ同時に悲鳴を上げた。
「これは失礼。シュールが過ぎました」
しかし そんな事で臆する雲雀ではない。
「いいね♪」
口の端を上げ、不敵に微笑んだ。