戦慄の序曲
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空間が揺らいだ。
炎のようなその揺らめきは徐々に大きくなっていく。
「ヌフ」
揺らめきの中から声が洩れた。
「こ…この声!!」
古里が声を上げた。
誰なのか聞かなくても、声の主が解る。
「幸子」
雲雀が幸子の腰を己の許へと抱き寄せる。
互いの身体が密着し、その力強い腕のおかげでなんとかその場に立っている事が出来た。
やがて大きく揺らいだ空間の中から白い手袋をはめた手が伸びてきた。その手はまるでそこに壁でもあるかのように、空間を掴んだ。
「ごきげんよう」
そして、揺らぐ空間の中から圧倒的な力を放つものが姿を現す。
その姿に、この場にいるほぼ全員が息を飲んだ。
「さあ、終えましょう。君達の世代を」
骸の肉体を乗っ取ったD・スペードが静かに告げた。
炎のようなその揺らめきは徐々に大きくなっていく。
「ヌフ」
揺らめきの中から声が洩れた。
「こ…この声!!」
古里が声を上げた。
誰なのか聞かなくても、声の主が解る。
「幸子」
雲雀が幸子の腰を己の許へと抱き寄せる。
互いの身体が密着し、その力強い腕のおかげでなんとかその場に立っている事が出来た。
やがて大きく揺らいだ空間の中から白い手袋をはめた手が伸びてきた。その手はまるでそこに壁でもあるかのように、空間を掴んだ。
「ごきげんよう」
そして、揺らぐ空間の中から圧倒的な力を放つものが姿を現す。
その姿に、この場にいるほぼ全員が息を飲んだ。
「さあ、終えましょう。君達の世代を」
骸の肉体を乗っ取ったD・スペードが静かに告げた。