霧の狂宴
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嫌がる幸子の姿がデイモンの狂気を更に駆り立てた。
なぜお前はいつも雲を選ぶのだ。こんなにも愛しているのに……。やはり強引にでも奪うしかないようですね。
「これでも私なりにお前を大切にしていたのですが……。
それでは緩いですね」
胸をなぞりあげたデイモンの指が、今度は幸子の太股に触れた。
「っ、んーっ――!!」
「これからは毎日 時の経過も解らぬ程に抱いてあげましょう。お前の身体に私をしっかりと刻んでさしあげますよ、幸子」
デイモンが恍惚の表情を浮かべながら幸子の耳を甘噛みした。
「っ――!!」
そのぬるりとした感触に鳥肌が立つ。
助けて恭弥!!
幸子は声にならない叫び声を上げた。
「なんです幸子?」
なにか言いたげな幸子に気づき、デイモンがその口を解放した。幸子は大きく荒い呼吸を繰り返して酸素を取り入れた。
「っはぁ…」
「どうしたのです幸子?さあ、言ってごらんなさい」
背後にいたデイモンが抱きしめる腕はそのままに、くるりと幸子の体勢を変えて向かい合う形にした。
「幸子」
デイモンが言葉を促すように優しく問いかけてくる。
あなたのものになんてならない!
お願いだから私を解放して!!
言いたい事はたくさんある。
「…きょう…や……」
「!!」
なのに幸子の口から飛び出したのは愛しいその名であった。
不快さを露にしたデイモンは幸子をその場に強く押し倒した。
「いたっ!」
背中を地に打ち付けた痛みに顔をしかめる幸子。しかしデイモンはその痛みは当然の仕打ちだとでもいうように気に留める様子もなく幸子の上にのしかかった。
「やっ…恭弥!」
「その名を呼ぶな」
と幸子の喉元に手をかけた。
力を込めるといった手荒い真似をするつもりはない。ただ幸子の口から他の男の名が紡がれるのを阻止したかった。
「う、あ……」
「幸子、お前が呼ぶ事を許されるのは私の名前だけです」
なぜ解らない?
「手っ取り早くここでお前に私を刻みつけてあげましょうか。幸子」
と幸子の衣服に手をかけた。
なぜお前はいつも雲を選ぶのだ。こんなにも愛しているのに……。やはり強引にでも奪うしかないようですね。
「これでも私なりにお前を大切にしていたのですが……。
それでは緩いですね」
胸をなぞりあげたデイモンの指が、今度は幸子の太股に触れた。
「っ、んーっ――!!」
「これからは毎日 時の経過も解らぬ程に抱いてあげましょう。お前の身体に私をしっかりと刻んでさしあげますよ、幸子」
デイモンが恍惚の表情を浮かべながら幸子の耳を甘噛みした。
「っ――!!」
そのぬるりとした感触に鳥肌が立つ。
助けて恭弥!!
幸子は声にならない叫び声を上げた。
「なんです幸子?」
なにか言いたげな幸子に気づき、デイモンがその口を解放した。幸子は大きく荒い呼吸を繰り返して酸素を取り入れた。
「っはぁ…」
「どうしたのです幸子?さあ、言ってごらんなさい」
背後にいたデイモンが抱きしめる腕はそのままに、くるりと幸子の体勢を変えて向かい合う形にした。
「幸子」
デイモンが言葉を促すように優しく問いかけてくる。
あなたのものになんてならない!
お願いだから私を解放して!!
言いたい事はたくさんある。
「…きょう…や……」
「!!」
なのに幸子の口から飛び出したのは愛しいその名であった。
不快さを露にしたデイモンは幸子をその場に強く押し倒した。
「いたっ!」
背中を地に打ち付けた痛みに顔をしかめる幸子。しかしデイモンはその痛みは当然の仕打ちだとでもいうように気に留める様子もなく幸子の上にのしかかった。
「やっ…恭弥!」
「その名を呼ぶな」
と幸子の喉元に手をかけた。
力を込めるといった手荒い真似をするつもりはない。ただ幸子の口から他の男の名が紡がれるのを阻止したかった。
「う、あ……」
「幸子、お前が呼ぶ事を許されるのは私の名前だけです」
なぜ解らない?
「手っ取り早くここでお前に私を刻みつけてあげましょうか。幸子」
と幸子の衣服に手をかけた。