修行開始
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それから2日が経った。
食事と睡眠以外の時間を、雲雀はほぼ修行に充てていた。真面目というか、強くなる事に対してはとことん貪欲だ。
残念ながら修行に関して力になれる事はほぼ皆無なので、幸子は極力邪魔をしないようバンガローで過ごしていた。
「今日はディーノさんが様子を見に来る日だよね」
キッチンの掃除をしながら幸子はひとりごちた。
ディーノは去り際にまた様子を見に来る旨を告げていった。雲雀の修行の進行具合を確認しに来るのだろう。
(せっかくディーノさんが来るんだから、ご馳走を用意したいな)
ふとそんな考えが浮かび、幸子は駅前モールまで買い物に行く事にした。
一瞬雲雀に告げていくべきか迷ったが、修行の邪魔をしたくない…そんな思いから何も告げずに出掛けた。修行が終わるまでに帰っていればいい。
「よう、幸子じゃねーか」
並盛神社の境内でディーノに出会した。ロマーリオと草壁も一緒だ。
「出掛けるのか?」
「はい、買い物に行ってきます」
「幸子さん、俺もついて行こう」
「ううん、一人で大丈夫だよ。そんなに遅くならないから」
草壁が名乗りをあげてくれたが、幸子は首を横に振った。
「気をつけていけよ」
「ありがとうございます。恭弥をお願いしますね」
「任せとけ」
ディーノ達に手を振り、幸子は神社の階段を下りていった。
食事と睡眠以外の時間を、雲雀はほぼ修行に充てていた。真面目というか、強くなる事に対してはとことん貪欲だ。
残念ながら修行に関して力になれる事はほぼ皆無なので、幸子は極力邪魔をしないようバンガローで過ごしていた。
「今日はディーノさんが様子を見に来る日だよね」
キッチンの掃除をしながら幸子はひとりごちた。
ディーノは去り際にまた様子を見に来る旨を告げていった。雲雀の修行の進行具合を確認しに来るのだろう。
(せっかくディーノさんが来るんだから、ご馳走を用意したいな)
ふとそんな考えが浮かび、幸子は駅前モールまで買い物に行く事にした。
一瞬雲雀に告げていくべきか迷ったが、修行の邪魔をしたくない…そんな思いから何も告げずに出掛けた。修行が終わるまでに帰っていればいい。
「よう、幸子じゃねーか」
並盛神社の境内でディーノに出会した。ロマーリオと草壁も一緒だ。
「出掛けるのか?」
「はい、買い物に行ってきます」
「幸子さん、俺もついて行こう」
「ううん、一人で大丈夫だよ。そんなに遅くならないから」
草壁が名乗りをあげてくれたが、幸子は首を横に振った。
「気をつけていけよ」
「ありがとうございます。恭弥をお願いしますね」
「任せとけ」
ディーノ達に手を振り、幸子は神社の階段を下りていった。