語られる真相
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ヘルリングに喰われた幻騎士を退けた沢田は入江の部屋へと到着した。
入江の部屋に存在する白くて丸い装置――その正体は10年バズーカで入れ替わった者達を分子状態で保存する為の器であった。
「どうして……? なんでそんな事してまで、オレ達をこの時代に連れて来たんだ!!」
沢田の当然の疑問に、チェルベッロの制止も聞かずに入江は答える。
「白蘭サンがこの世界を手中におさめ もう一つの世界を創る為に ボンゴレリングが必要だからだ」
入江の口から語られたるは73(トゥリニセッテ)の秘密。
「マーレリング」「ボンゴレリング」「アルコバレーノのおしゃぶり」――各7つ計21個のリングこそが世界を創造する礎であったのだ。
「そ、そんな話…」
「信じる信じないは自由だが」
語り終えた後、入江は一方的に話を切り上げ本題へ入った。
「話は以上だ。そこで人質にしている守護者達のボンゴレリングは回収した。
後は大空と雲のリングを手に入れるだけ」
「雲……ヒバリさん…」
沢田はちらりと人質達の捕えられている空間を見た。
殴り込み組以外に 草壁やクローム、ランボ達が捕まっているという事は、雲雀も侵入している可能性が高い。
それなら…もしかしたら幸子も?!
「雲の守護者は侵入者の女と共に我々の罠に嵌まっている。直に捕えたとの報告が入るだろう」
やっぱり2人はこの基地内にいるのだ。
罠に嵌まったなど胸がざわめく。しかし雲雀なら心配要らないという気持ちも強く。
「沢田綱吉。大空のボンゴレリングを渡しなさい。さもなくば守護者を毒殺します」
「3秒以内に従わなければ全滅はまぬがれない」
沢田の思考を遮るように銃とリモコンを手にしたチェルベッロが命令する。
「10代目!オレ達に構わずそいつらをやって下さい!!」
「やれ沢田!! どーせそいつらは大空のリングを奪った後、オレ達を全滅させる気だぞ!!」
「で、でも……」
頭で解っていても沢田の体は動かない!!
「3……2……1」
ズガガァン!
ドゴォ!
瞬間――銃声と鈍い金属音が重なった。
入江の部屋に存在する白くて丸い装置――その正体は10年バズーカで入れ替わった者達を分子状態で保存する為の器であった。
「どうして……? なんでそんな事してまで、オレ達をこの時代に連れて来たんだ!!」
沢田の当然の疑問に、チェルベッロの制止も聞かずに入江は答える。
「白蘭サンがこの世界を手中におさめ もう一つの世界を創る為に ボンゴレリングが必要だからだ」
入江の口から語られたるは73(トゥリニセッテ)の秘密。
「マーレリング」「ボンゴレリング」「アルコバレーノのおしゃぶり」――各7つ計21個のリングこそが世界を創造する礎であったのだ。
「そ、そんな話…」
「信じる信じないは自由だが」
語り終えた後、入江は一方的に話を切り上げ本題へ入った。
「話は以上だ。そこで人質にしている守護者達のボンゴレリングは回収した。
後は大空と雲のリングを手に入れるだけ」
「雲……ヒバリさん…」
沢田はちらりと人質達の捕えられている空間を見た。
殴り込み組以外に 草壁やクローム、ランボ達が捕まっているという事は、雲雀も侵入している可能性が高い。
それなら…もしかしたら幸子も?!
「雲の守護者は侵入者の女と共に我々の罠に嵌まっている。直に捕えたとの報告が入るだろう」
やっぱり2人はこの基地内にいるのだ。
罠に嵌まったなど胸がざわめく。しかし雲雀なら心配要らないという気持ちも強く。
「沢田綱吉。大空のボンゴレリングを渡しなさい。さもなくば守護者を毒殺します」
「3秒以内に従わなければ全滅はまぬがれない」
沢田の思考を遮るように銃とリモコンを手にしたチェルベッロが命令する。
「10代目!オレ達に構わずそいつらをやって下さい!!」
「やれ沢田!! どーせそいつらは大空のリングを奪った後、オレ達を全滅させる気だぞ!!」
「で、でも……」
頭で解っていても沢田の体は動かない!!
「3……2……1」
ズガガァン!
ドゴォ!
瞬間――銃声と鈍い金属音が重なった。