鏡の中の笑顔
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ギー…と嫌な音を立てて扉が開いた。入った途端 2人は驚愕した。
「な、なにこれ…!?」
「鏡…」
床以外の全てが鏡貼りになっている。
キョロキョロと周囲を見渡す2人の姿が色々な角度から鏡に映し出された。
「ようこそ、鏡の国へ」
「!」
部屋全体に声が響き、次いで正面にゆらりとオレンジの炎が揺らめいた。炎は人に姿を変える。
雲雀は幸子を下がらせトンファーを構えた。鋭い瞳が真正面から男を捕らえている。
ミルフィオーレの白い隊服を着た長身で細身の男だった。
三日月のような細い目に同じく三日月が反転したような口が描かれた白い仮面を被り 素顔を隠している。
「誰?」
「さて、誰でしょう♪」
「君、ふざけてるの?」
「あは、バレちゃった♪」
「咬み殺す…!!」
「ま、待って恭弥!相手をよく知りもしないで危ないよ」
制裁を加えかけた風紀委員長の腕を掴んで制する。雲雀は幸子を一瞬振り返り、フンと心外そうに鼻を鳴らした。
「あははっ。そっちの彼女は物分かりがいいみたいだね。いいお姉さんを持ったね、弟クン♪」
「どうやら君の目は節穴みたいだ」
怒りのオーラに包まれた雲雀は もう爆発寸前だ。
そんな空気をあえて読まずに仮面の男はある提案を持ちかける。
「君達 先に進みたいんでしょ。通してあげてもいいよ♪」
「!!」
「ただし…ボクとかくれんぼして遊んでくれたらね」
「な、なにこれ…!?」
「鏡…」
床以外の全てが鏡貼りになっている。
キョロキョロと周囲を見渡す2人の姿が色々な角度から鏡に映し出された。
「ようこそ、鏡の国へ」
「!」
部屋全体に声が響き、次いで正面にゆらりとオレンジの炎が揺らめいた。炎は人に姿を変える。
雲雀は幸子を下がらせトンファーを構えた。鋭い瞳が真正面から男を捕らえている。
ミルフィオーレの白い隊服を着た長身で細身の男だった。
三日月のような細い目に同じく三日月が反転したような口が描かれた白い仮面を被り 素顔を隠している。
「誰?」
「さて、誰でしょう♪」
「君、ふざけてるの?」
「あは、バレちゃった♪」
「咬み殺す…!!」
「ま、待って恭弥!相手をよく知りもしないで危ないよ」
制裁を加えかけた風紀委員長の腕を掴んで制する。雲雀は幸子を一瞬振り返り、フンと心外そうに鼻を鳴らした。
「あははっ。そっちの彼女は物分かりがいいみたいだね。いいお姉さんを持ったね、弟クン♪」
「どうやら君の目は節穴みたいだ」
怒りのオーラに包まれた雲雀は もう爆発寸前だ。
そんな空気をあえて読まずに仮面の男はある提案を持ちかける。
「君達 先に進みたいんでしょ。通してあげてもいいよ♪」
「!!」
「ただし…ボクとかくれんぼして遊んでくれたらね」