雲雀恭弥vs.幻騎士
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「雲雀恭弥…ボンゴレ最強の守護者だという噂は聞いている。それが真かどうか確かめよう」
静かに宣言した幻騎士は目に見えないはずの霧の攻撃を次々と仕掛ける。しかし雲雀は雲の炎とロールを使い、全ての攻撃を防御した。まるで見えているかのように。
「まぐれか?」
呟き、今度は霧の炎に紛れて頭上から攻めるが、目を閉じ五感のひとつを閉ざした雲雀のトンファーに あっさりと防御された。
これはもう、攻撃が見えているとしか考えられない。驚きを隠せない幻騎士を微笑を浮かべた雲雀が見上げた。
「幻術には詳しいんだ。嫌いだからこそね」
「!!!」
ビュオッ!!!
横から何かが風をきる音がした。
同時に吹っ飛んできた球針態が幻騎士を潰すように体当たりを浴びせた。
ドゴオ!という轟音と共に球針態は幻騎士を巻き込んだまま壁に激突する。雲雀の嵌めた雲属性のリングがパリンと音を立てて砕けた。
「すごい…」
幸子は両手を口に宛てて呟いた。
雲雀の戦闘は何度か見た事がある。その度に彼の持つ底知れぬ強さに圧倒されていたが、それをここまで見せつけられた戦いは初めてかもしれない。
雲雀の切れ長の目が己を見守る幸子を捉えた。
「待たせたね。行こう」
「恭弥、後ろ…!!」
「ん?」
「キュウウ!!」
「!」
ロールの鳴き声と共に破壊された球針態から現れたのは幻騎士。
両手の長剣に霧の炎を込めてうまく脱出したようだ。
「貴様ならオレの好敵手になりえるかもしれんな」
それは幻騎士が雲雀の強さを認めた証。だが当の雲雀はあくまで己のペースを貫いており。
「僕の好敵手にはそう簡単にはなれないよ」
静かに宣言した幻騎士は目に見えないはずの霧の攻撃を次々と仕掛ける。しかし雲雀は雲の炎とロールを使い、全ての攻撃を防御した。まるで見えているかのように。
「まぐれか?」
呟き、今度は霧の炎に紛れて頭上から攻めるが、目を閉じ五感のひとつを閉ざした雲雀のトンファーに あっさりと防御された。
これはもう、攻撃が見えているとしか考えられない。驚きを隠せない幻騎士を微笑を浮かべた雲雀が見上げた。
「幻術には詳しいんだ。嫌いだからこそね」
「!!!」
ビュオッ!!!
横から何かが風をきる音がした。
同時に吹っ飛んできた球針態が幻騎士を潰すように体当たりを浴びせた。
ドゴオ!という轟音と共に球針態は幻騎士を巻き込んだまま壁に激突する。雲雀の嵌めた雲属性のリングがパリンと音を立てて砕けた。
「すごい…」
幸子は両手を口に宛てて呟いた。
雲雀の戦闘は何度か見た事がある。その度に彼の持つ底知れぬ強さに圧倒されていたが、それをここまで見せつけられた戦いは初めてかもしれない。
雲雀の切れ長の目が己を見守る幸子を捉えた。
「待たせたね。行こう」
「恭弥、後ろ…!!」
「ん?」
「キュウウ!!」
「!」
ロールの鳴き声と共に破壊された球針態から現れたのは幻騎士。
両手の長剣に霧の炎を込めてうまく脱出したようだ。
「貴様ならオレの好敵手になりえるかもしれんな」
それは幻騎士が雲雀の強さを認めた証。だが当の雲雀はあくまで己のペースを貫いており。
「僕の好敵手にはそう簡単にはなれないよ」