長い一日
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予想以上に差し入れは歓迎された。
「お腹すいてたんですよ。遠慮なく頂きます」
喜び勇んだジャンニーニはおにぎりを口一杯に頬張ってくれた。
「リボーン朝食持ってきたわよ。はい、どうぞ」
リボーンを見た途端にビアンキは恋愛モードに突入。ラブラブ・リボーン全開で甲斐甲斐しく世話を焼き始めている。
2人の邪魔をしないよう、少し時間を空けた所で幸子はリボーンに思いきって尋ねた。
「リボーン君、教えて欲しいんだ。恭弥が何をしに出かけたのか」
リボーンは何も言わずに幸子をじっと見た。
「知りてーのか?」
「……うん」
リボーンさん…とジャンニーニは小声で呼んだ。
言わない方がいいのでは?…彼の声にはそんなニュアンスが含まれている。それとは対照的にビアンキは促すように最愛の人の名を呼ぶ。
「ヒバリは今、倉庫予定地に集結した大部隊を一手に引き受けている」
「一人で…!?」
「そうだ」
「っ…!!」
思っていた以上に雲雀は過酷な任務についていた。頭がじんじんと痺れ、鼓動が速まる。
「幸子」
「…っ」
リボーンに呼ばれ、幸子は唇を噛みしめた。そして気持ちを奮い立たせる。
「恭弥は…」
「ん?」
「恭弥は大丈夫。任務を遂行して必ず戻ってくる。…恭弥は、強いから」
だから私も…強くなる。
幸子の瞳に宿る炎を見てとりリボーンはフム、と笑う。
「どうやら死ぬ気モードみてーだな」
「えっ?」
とハテナ顔の幸子。
「幸子。オメーはおもしれーな。雲雀の存在ひとつで強くも弱くもなる」
それだけ幸子にとってヒバリは大切な存在ってことか。…逆もまたしかりだろーけどな。
衝撃的ではあったものの、やはり聞いて良かった。
「リボーン君 話してくれてありがとう。私 もう向こうに戻るね」
風紀財団のアジトで雲雀の帰りを待っていたい。
「おう、そーしてやれ」
リボーンがもう一度フム、と笑った。
「お腹すいてたんですよ。遠慮なく頂きます」
喜び勇んだジャンニーニはおにぎりを口一杯に頬張ってくれた。
「リボーン朝食持ってきたわよ。はい、どうぞ」
リボーンを見た途端にビアンキは恋愛モードに突入。ラブラブ・リボーン全開で甲斐甲斐しく世話を焼き始めている。
2人の邪魔をしないよう、少し時間を空けた所で幸子はリボーンに思いきって尋ねた。
「リボーン君、教えて欲しいんだ。恭弥が何をしに出かけたのか」
リボーンは何も言わずに幸子をじっと見た。
「知りてーのか?」
「……うん」
リボーンさん…とジャンニーニは小声で呼んだ。
言わない方がいいのでは?…彼の声にはそんなニュアンスが含まれている。それとは対照的にビアンキは促すように最愛の人の名を呼ぶ。
「ヒバリは今、倉庫予定地に集結した大部隊を一手に引き受けている」
「一人で…!?」
「そうだ」
「っ…!!」
思っていた以上に雲雀は過酷な任務についていた。頭がじんじんと痺れ、鼓動が速まる。
「幸子」
「…っ」
リボーンに呼ばれ、幸子は唇を噛みしめた。そして気持ちを奮い立たせる。
「恭弥は…」
「ん?」
「恭弥は大丈夫。任務を遂行して必ず戻ってくる。…恭弥は、強いから」
だから私も…強くなる。
幸子の瞳に宿る炎を見てとりリボーンはフム、と笑う。
「どうやら死ぬ気モードみてーだな」
「えっ?」
とハテナ顔の幸子。
「幸子。オメーはおもしれーな。雲雀の存在ひとつで強くも弱くもなる」
それだけ幸子にとってヒバリは大切な存在ってことか。…逆もまたしかりだろーけどな。
衝撃的ではあったものの、やはり聞いて良かった。
「リボーン君 話してくれてありがとう。私 もう向こうに戻るね」
風紀財団のアジトで雲雀の帰りを待っていたい。
「おう、そーしてやれ」
リボーンがもう一度フム、と笑った。