だし巻き玉子
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更に一時間後。
幸子は雲雀に連れられて風紀財団地下アジトに降り、そこからボンゴレアジトに入った。
雲雀が談話室でリボーンやラル・ミルチと話をしている間、幸子は過去から来た友人達の様子見をすることにした。
最初に訪れたのは、怪我をした山本のいる医務室。
「怪我の具合はどう?」
「おっ、幸子先輩じゃねーか」
顔を覗かせると、大きな枕に埋もれた山本が屈託ない笑顔で応えてくれた。顔中包帯だらけではあるが、思ったより元気そうだ。
「ぼちぼちってとこだな。一週間もすれば動けるようになるさ」
「そう。痛みはあるだろうけど、思ったより元気そうで安心したよ…」
「ハハッ。元気だけが取り柄だからな。そういう幸子先輩も元気になったみてーで安心したぜ」
「えっ!?」
「やっぱヒバリが傍にいるだけで違うのなっ」
「っ!!?」
「おっ、赤くなった。図星みてーだな」
…自分がそんなに単純なのかと思うと、恥ずかしすぎて穴に入りたい気分だ。
「あっ、幸子さん!?」
枕元で会話を交わしていると 医務室のドアが開き 沢田が入ってきた。よく見ると沢田も顔のあちこちに擦り傷や青アザを作っている。
「沢田君、怪我してる。早く手当てしないと」
「いえ、オレのは大丈夫です」
「大丈夫って…何があったの?」
「今日からラル・ミルチと修行を始めてそれで…(…大半の傷は、昨日医務室でヒバリさんに咬み殺されて出来たものだけど)」
「…修行……」
幸子は顔を俯かせる。
深刻な気配を察したように、沢田は彼女の顔を覗き込んだ。
「幸子さん、どうかしましたか?」
「ごめんね、何でもない。獄寺君の容体はどう?」
「ちょうど会って来ましたけど、意外と元気そうでした」
「そっか。それじゃあ私も獄寺君のお見舞いに行って来るね」
「はい。獄寺君喜ぶと思います」
「見舞いサンキューな、幸子先輩。」
山本と沢田に手を振り、幸子は医務室を出た。
幸子は雲雀に連れられて風紀財団地下アジトに降り、そこからボンゴレアジトに入った。
雲雀が談話室でリボーンやラル・ミルチと話をしている間、幸子は過去から来た友人達の様子見をすることにした。
最初に訪れたのは、怪我をした山本のいる医務室。
「怪我の具合はどう?」
「おっ、幸子先輩じゃねーか」
顔を覗かせると、大きな枕に埋もれた山本が屈託ない笑顔で応えてくれた。顔中包帯だらけではあるが、思ったより元気そうだ。
「ぼちぼちってとこだな。一週間もすれば動けるようになるさ」
「そう。痛みはあるだろうけど、思ったより元気そうで安心したよ…」
「ハハッ。元気だけが取り柄だからな。そういう幸子先輩も元気になったみてーで安心したぜ」
「えっ!?」
「やっぱヒバリが傍にいるだけで違うのなっ」
「っ!!?」
「おっ、赤くなった。図星みてーだな」
…自分がそんなに単純なのかと思うと、恥ずかしすぎて穴に入りたい気分だ。
「あっ、幸子さん!?」
枕元で会話を交わしていると 医務室のドアが開き 沢田が入ってきた。よく見ると沢田も顔のあちこちに擦り傷や青アザを作っている。
「沢田君、怪我してる。早く手当てしないと」
「いえ、オレのは大丈夫です」
「大丈夫って…何があったの?」
「今日からラル・ミルチと修行を始めてそれで…(…大半の傷は、昨日医務室でヒバリさんに咬み殺されて出来たものだけど)」
「…修行……」
幸子は顔を俯かせる。
深刻な気配を察したように、沢田は彼女の顔を覗き込んだ。
「幸子さん、どうかしましたか?」
「ごめんね、何でもない。獄寺君の容体はどう?」
「ちょうど会って来ましたけど、意外と元気そうでした」
「そっか。それじゃあ私も獄寺君のお見舞いに行って来るね」
「はい。獄寺君喜ぶと思います」
「見舞いサンキューな、幸子先輩。」
山本と沢田に手を振り、幸子は医務室を出た。