三人の訪問者
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最近 やけに応接室…雲雀への来客が多いと感じる。
幸子も馴染みのあるリボーンもその一人だった。
「ちゃおっス。幸子」
いつもの飄々とした雰囲気を纏ったこの赤ん坊とは、放課後 応接室のドアの前で鉢合わせた。
「あっ、リボーン君。こんにちはっ」
「…幸子、元気そうだな。安心したぞ」
ふむ、と笑ったリボーンの言葉に隠された自分への気遣い。
クロームもそうだが、リボーンもこうして自分を気にかけてくれている。それが素直に嬉しい。
「うん、私は元気だよっ」
両腕をもりっと挙げて微笑みながら元気に応えれば、リボーンは更に笑みを濃くした。その目にはキラリと光。
「それでこそ雲の守護者の未来の妻だな」
「なな……っ!?」
一気に赤くなる顔と上がる熱を悟られたくなくて、幸子は咄嗟に話題を変えた。
「そ、それより…恭弥に何か用?」
「まあ、そんな所だ。…断られたがな」
「?……恭弥がリボーン君からの用を断るなんて珍しいね」
いつもなら引き換えにバトルしろと言い出すのに。
「体調の問題があってな」
「恭弥…どこか悪いの!?」
雲雀の体調に問題があるなど初耳だ。というか、傍にいたのに気づきもしなかった。…これでは未来の妻 失格ではないか!
(って!私何考えてるの…っ、妻なんてまだまだ先の話なのにっ…!!)
「幸子。オメー何想像してんだ?顔が赤いぞ」
「ななな、なにもっ!!」
首と手をブンブンと横に振り全力で否定する。
面白がっている様子のリボーンには幸子の考えた事などお見通しなのだろう。…は、恥ずかしすぎる。
「まあ、ヒバリの問題は本人から直接聞け」
顎で応接室を指しながらリボーンが言った。
「う、うん。そうする…」
「じゃあ俺は行くぞ。他にも行かねーといけねー場所があるからな」
「う、うん。気を付けて」
「じゃーな」
そう言い残し、リボーンは開け放たれていた窓からひらりと姿を消した。
幸子も馴染みのあるリボーンもその一人だった。
「ちゃおっス。幸子」
いつもの飄々とした雰囲気を纏ったこの赤ん坊とは、放課後 応接室のドアの前で鉢合わせた。
「あっ、リボーン君。こんにちはっ」
「…幸子、元気そうだな。安心したぞ」
ふむ、と笑ったリボーンの言葉に隠された自分への気遣い。
クロームもそうだが、リボーンもこうして自分を気にかけてくれている。それが素直に嬉しい。
「うん、私は元気だよっ」
両腕をもりっと挙げて微笑みながら元気に応えれば、リボーンは更に笑みを濃くした。その目にはキラリと光。
「それでこそ雲の守護者の未来の妻だな」
「なな……っ!?」
一気に赤くなる顔と上がる熱を悟られたくなくて、幸子は咄嗟に話題を変えた。
「そ、それより…恭弥に何か用?」
「まあ、そんな所だ。…断られたがな」
「?……恭弥がリボーン君からの用を断るなんて珍しいね」
いつもなら引き換えにバトルしろと言い出すのに。
「体調の問題があってな」
「恭弥…どこか悪いの!?」
雲雀の体調に問題があるなど初耳だ。というか、傍にいたのに気づきもしなかった。…これでは未来の妻 失格ではないか!
(って!私何考えてるの…っ、妻なんてまだまだ先の話なのにっ…!!)
「幸子。オメー何想像してんだ?顔が赤いぞ」
「ななな、なにもっ!!」
首と手をブンブンと横に振り全力で否定する。
面白がっている様子のリボーンには幸子の考えた事などお見通しなのだろう。…は、恥ずかしすぎる。
「まあ、ヒバリの問題は本人から直接聞け」
顎で応接室を指しながらリボーンが言った。
「う、うん。そうする…」
「じゃあ俺は行くぞ。他にも行かねーといけねー場所があるからな」
「う、うん。気を付けて」
「じゃーな」
そう言い残し、リボーンは開け放たれていた窓からひらりと姿を消した。