ミッション スタート
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
しかしそんな一同に追い打ちをかけるように更なる事件が勃発した。
「京子ちゃんがいないんです!!」
遅れてモニタールームに飛び込んで来たハルは、蒼白な顔で叫んだ。
置き手紙を残し消えた京子は どうやら自分の家に戻ったらしい。
「よほど了平の事が心配だったんだな」
リボーンの言葉に幸子はハッとする。
そうだ。笹川が京子をとても大切に想うように、京子もまた笹川を大切に想っている。
幼馴染みである自分は、笹川兄妹の絆の強さを小学生の頃から知っていたはずなのに。
それを甘く見ていた。
「沢田君、京子ちゃんを探しに行って」
「幸子さん…」
「沢田、雲の守護者の鳥からの救難信号の件もある。今はどうするべきか総合的に判断すべきだ」
ラルの発言は幸子の頼みを肯定しているように感じた。
やはりラル・ミルチという女性は言葉程冷たい人ではないのだ。
「この場合 最優先事項は京子を連れ戻す事だな。次にヒバードの探索及び調査だ」
「できればまだ戦闘は避けたい。敵に見つからぬよう少数で連れ戻すのがベターだな」
リボーン、ラルの意見に次いで 獄寺、山本も意見する。
「それはヒバード探索にも言える。少人数で動いた方がいいっス」
「んじゃ、いっそのこと二手に別れて両方いっぺんにやるってのはどーだ?」
次々に交わされる意見。しかし最終的に決断を下すのは……
「どーしましょうか 10代目」
「決めてくれよツナ」
「オ…オレ!?」
「当然だ。ボスはお前だ」
一瞬言葉に詰まる沢田。
「沢田君、私も一緒に行かせて。じっとしてられないよ」
京子にヒバード。幸子にとってはどちらも大切な存在だ。ただここで待つだけなんて出来ない。
「で、でも…」
「お願い。…リボーン君、いいでしょ?」
今回ばかりは幸子の決意は揺るぎそうもない。そう感じたリボーンは 静かに頷いた。
「ありがとう リボーン君」
普段のほわほわした幸子からは想像つかないような切羽詰まった表情。
それだけ追い詰められているのだろう、幸子も。
沢田はそんな幸子の様子を見て こう決断を下した。
「京子ちゃんとヒバード!両方一緒に進めよう!!
オレとラル・ミルチで京子ちゃんを追う。幸子さんは獄寺君と山本と一緒にヒバードを探してほしいんだ」
幸子、獄寺、山本はB出入口(ハッチ)より神社へ。
沢田とラル・ミルチはD出入口(ハッチ)より笹川宅へ向かう事になった。
原則として戦闘は回避。
それでも回避不能な事態が起きた場合は――‥
それぞれの判断で対処すること!
「京子ちゃんがいないんです!!」
遅れてモニタールームに飛び込んで来たハルは、蒼白な顔で叫んだ。
置き手紙を残し消えた京子は どうやら自分の家に戻ったらしい。
「よほど了平の事が心配だったんだな」
リボーンの言葉に幸子はハッとする。
そうだ。笹川が京子をとても大切に想うように、京子もまた笹川を大切に想っている。
幼馴染みである自分は、笹川兄妹の絆の強さを小学生の頃から知っていたはずなのに。
それを甘く見ていた。
「沢田君、京子ちゃんを探しに行って」
「幸子さん…」
「沢田、雲の守護者の鳥からの救難信号の件もある。今はどうするべきか総合的に判断すべきだ」
ラルの発言は幸子の頼みを肯定しているように感じた。
やはりラル・ミルチという女性は言葉程冷たい人ではないのだ。
「この場合 最優先事項は京子を連れ戻す事だな。次にヒバードの探索及び調査だ」
「できればまだ戦闘は避けたい。敵に見つからぬよう少数で連れ戻すのがベターだな」
リボーン、ラルの意見に次いで 獄寺、山本も意見する。
「それはヒバード探索にも言える。少人数で動いた方がいいっス」
「んじゃ、いっそのこと二手に別れて両方いっぺんにやるってのはどーだ?」
次々に交わされる意見。しかし最終的に決断を下すのは……
「どーしましょうか 10代目」
「決めてくれよツナ」
「オ…オレ!?」
「当然だ。ボスはお前だ」
一瞬言葉に詰まる沢田。
「沢田君、私も一緒に行かせて。じっとしてられないよ」
京子にヒバード。幸子にとってはどちらも大切な存在だ。ただここで待つだけなんて出来ない。
「で、でも…」
「お願い。…リボーン君、いいでしょ?」
今回ばかりは幸子の決意は揺るぎそうもない。そう感じたリボーンは 静かに頷いた。
「ありがとう リボーン君」
普段のほわほわした幸子からは想像つかないような切羽詰まった表情。
それだけ追い詰められているのだろう、幸子も。
沢田はそんな幸子の様子を見て こう決断を下した。
「京子ちゃんとヒバード!両方一緒に進めよう!!
オレとラル・ミルチで京子ちゃんを追う。幸子さんは獄寺君と山本と一緒にヒバードを探してほしいんだ」
幸子、獄寺、山本はB出入口(ハッチ)より神社へ。
沢田とラル・ミルチはD出入口(ハッチ)より笹川宅へ向かう事になった。
原則として戦闘は回避。
それでも回避不能な事態が起きた場合は――‥
それぞれの判断で対処すること!