守護者集め
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リボーンの話は、昨夜幸子が聞かされたものとほとんど同じ内容だった。
ミルフィオーレファミリーによるボンゴレ狩り―‥
「奴らの目的は、ボンゴレ側の人間を一人残らず殲滅することだ」
山本の言葉に、沢田と獄寺の空気がピリッと震えた。
「つ、つまり…過去から来たオレ達も危ないってこと?」
「それだけじゃねーぞ。お前達と関わりのあった知り合いも的にかけられてるんだ」
「そ…それって…」
沢田の顔が見る見る青ざめていくのが分かる。
獄寺も言葉こそ発さないが、それが示す意味は痛い程解っているようだ。
「うろたえんな。まだ希望がなくなった訳じゃねー」
ソファーから立ち上がり、沢田と獄寺の前にリボーンが立った。
「山本。バラバラに散ったとはいえ、まだファミリーの守護者の死亡は確認されてねーんだな」
「ああ…」
「ならやる事はひとつだ。
ツナ、散り散りになった6人の守護者を集めるんだ」
―――――‥‥
ボンゴレアジトに来てから二回目の夜が明けようとしていた。
幸子はあてがわれた寝室で二度目の眠れぬ夜を過ごした。
「恭弥……っ」
ベッドの上、抱えた膝に顔を埋め幸子は雲雀を想う。
『守護者の死亡は確認されてねーんだな』
"死亡"の二文字を聞いた時、幸子は一瞬凍りついてしまった。
雲雀と再会するまでは、こんな状態が続くのだろう。
大人の自分でもこんな調子なのだ。
過去からきたばかりの2人は大丈夫だろうか。
特に家族や友人思いの沢田にはきつい話だったろう。
(大丈夫かな、2人とも…)
様子を見て来ようか迷っていた幸子は、そこである事実に気づく。
「ヒバード…?」
そういえばヒバードの姿が何処にもない。
慌ててベッドから起き上がり電気を点けた。パッと明るくなる部屋のまぶしさに目を細めながら見回すが、ヒバードがいる気配はなかった。
「あれっ…どこに行っちゃったんだろ」
朝食時までは確かにいた。
言い替えれば朝食時以降は見ていない。
となると獄寺の出発を見送り後片付けを済ませている間にいなくなったという事になる。
ボンゴレアジトに来てから……いや、雲雀が出張に行ってからずっとヒバードは幸子の傍にいてくれた。
その彼がいないとなると心配で一気に心細くもなる。
「探しに行ってみよ」
幸子はそのまま着替え始めた。
ミルフィオーレファミリーによるボンゴレ狩り―‥
「奴らの目的は、ボンゴレ側の人間を一人残らず殲滅することだ」
山本の言葉に、沢田と獄寺の空気がピリッと震えた。
「つ、つまり…過去から来たオレ達も危ないってこと?」
「それだけじゃねーぞ。お前達と関わりのあった知り合いも的にかけられてるんだ」
「そ…それって…」
沢田の顔が見る見る青ざめていくのが分かる。
獄寺も言葉こそ発さないが、それが示す意味は痛い程解っているようだ。
「うろたえんな。まだ希望がなくなった訳じゃねー」
ソファーから立ち上がり、沢田と獄寺の前にリボーンが立った。
「山本。バラバラに散ったとはいえ、まだファミリーの守護者の死亡は確認されてねーんだな」
「ああ…」
「ならやる事はひとつだ。
ツナ、散り散りになった6人の守護者を集めるんだ」
―――――‥‥
ボンゴレアジトに来てから二回目の夜が明けようとしていた。
幸子はあてがわれた寝室で二度目の眠れぬ夜を過ごした。
「恭弥……っ」
ベッドの上、抱えた膝に顔を埋め幸子は雲雀を想う。
『守護者の死亡は確認されてねーんだな』
"死亡"の二文字を聞いた時、幸子は一瞬凍りついてしまった。
雲雀と再会するまでは、こんな状態が続くのだろう。
大人の自分でもこんな調子なのだ。
過去からきたばかりの2人は大丈夫だろうか。
特に家族や友人思いの沢田にはきつい話だったろう。
(大丈夫かな、2人とも…)
様子を見て来ようか迷っていた幸子は、そこである事実に気づく。
「ヒバード…?」
そういえばヒバードの姿が何処にもない。
慌ててベッドから起き上がり電気を点けた。パッと明るくなる部屋のまぶしさに目を細めながら見回すが、ヒバードがいる気配はなかった。
「あれっ…どこに行っちゃったんだろ」
朝食時までは確かにいた。
言い替えれば朝食時以降は見ていない。
となると獄寺の出発を見送り後片付けを済ませている間にいなくなったという事になる。
ボンゴレアジトに来てから……いや、雲雀が出張に行ってからずっとヒバードは幸子の傍にいてくれた。
その彼がいないとなると心配で一気に心細くもなる。
「探しに行ってみよ」
幸子はそのまま着替え始めた。