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風紀財団のアジト兼雲雀の私邸。
夜の深まった応接間には3人の青年の姿があった。
雲雀と沢田綱吉。そしてもう1人は――‥
「それじゃ話し合いを始めようか」
眼鏡の青年が、スーツ姿の沢田と着流し姿の雲雀を見て口を開いたその時。
「恭弥? 入るよ」
部屋の外から聞こえてきた声。次いで姿を現したのは幸子だった。
「!!!」
深夜の、それもこんな時間に幸子が現れた事に、3人は騒然とする。中でも雲雀の驚愕は特に大きく。
先程まで激しく抱き、疲れきった幸子はぐっすりと眠っていたはず。なのになぜ、彼女がここに…!?
「幸子」
自己紹介しようと口を開いた青年の言葉を雲雀が遮った。
しばしの静寂。
その沈黙の示す意味を察したのか、もしくは空気を読んだのかもしれない。幸子は作り笑いを浮かべて言った。
「うん、分かった。私、先に休んでるね。ごゆっくり…」
そして幸子は部屋を出ていった。
「雲雀君、いいのかい?」
「何が?」
心配そうに問いかけてくる眼鏡の青年に、無表情で応えた。
彼に心配などされずとも、幸子がかなりショックを受けていた事は雲雀には一目瞭然で。
寂しがり屋で甘えん坊なくせに、変な所で聞き分けがよいのだ、幸子は。
彼女を捲き込みたくない。
幸子は何も…知らなくていい。だからこそ――‥
「遊んでいる時間はないよ。さあ、始めよう」
君と君の未来は僕が必ず守ってあげる。幸子。
夜の深まった応接間には3人の青年の姿があった。
雲雀と沢田綱吉。そしてもう1人は――‥
「それじゃ話し合いを始めようか」
眼鏡の青年が、スーツ姿の沢田と着流し姿の雲雀を見て口を開いたその時。
「恭弥? 入るよ」
部屋の外から聞こえてきた声。次いで姿を現したのは幸子だった。
「!!!」
深夜の、それもこんな時間に幸子が現れた事に、3人は騒然とする。中でも雲雀の驚愕は特に大きく。
先程まで激しく抱き、疲れきった幸子はぐっすりと眠っていたはず。なのになぜ、彼女がここに…!?
「幸子」
自己紹介しようと口を開いた青年の言葉を雲雀が遮った。
しばしの静寂。
その沈黙の示す意味を察したのか、もしくは空気を読んだのかもしれない。幸子は作り笑いを浮かべて言った。
「うん、分かった。私、先に休んでるね。ごゆっくり…」
そして幸子は部屋を出ていった。
「雲雀君、いいのかい?」
「何が?」
心配そうに問いかけてくる眼鏡の青年に、無表情で応えた。
彼に心配などされずとも、幸子がかなりショックを受けていた事は雲雀には一目瞭然で。
寂しがり屋で甘えん坊なくせに、変な所で聞き分けがよいのだ、幸子は。
彼女を捲き込みたくない。
幸子は何も…知らなくていい。だからこそ――‥
「遊んでいる時間はないよ。さあ、始めよう」
君と君の未来は僕が必ず守ってあげる。幸子。