4:00AM
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カーテンの隙間から射し込む月の光に、幸子はうっすらと目を開けた。
「んっ……」
まだ体から抜けない浮遊感を感じながら横を向くと、隣にあったはずの温もりはなく、布団には幸子一人きり。
「……恭弥?」
呼んでみるも返事はなく。
まどろみながら行灯を灯し時計を見れば、もうすぐ深夜4時になる所だった。
こんな時間に雲雀はどこに行ってしまったのか。感じる不安から脳が一気に覚醒した。
「恭弥…っ」
幸子はのろのろと起き上がると、近くにあった浴衣を羽織る。
白い肌には先程までの情事のあとがくっきり。
「っ…」
自分の肌ながら、なんだか気恥ずかしくなってしまう。
最近 仕事で家を空ける事の多い雲雀だが、いる時は必ず毎晩幸子を抱いた。
今宵の情事はいつも以上に激しく、幸子はヘトヘトになり半ば意識を失うように眠りについてしまったのだ。
浴衣をきっちりと着付け寝室を出た。
雲雀はどこにいるのだろう。
風紀財団のアジト兼雲雀の私邸という、ただでさえ広い屋敷なので彼を探すのも一苦労だ。
「?」
応接間の前を通りすぎようとした時、閉ざされた襖の向こうから灯りが洩れているのに気づいた。近づくと話し声が聞こえてきた。
もしかして、雲雀と草壁が仕事の話をしているのかもしれない。
「恭弥? 入るよ」
幸子は中に声をかけて襖を開けた。
「んっ……」
まだ体から抜けない浮遊感を感じながら横を向くと、隣にあったはずの温もりはなく、布団には幸子一人きり。
「……恭弥?」
呼んでみるも返事はなく。
まどろみながら行灯を灯し時計を見れば、もうすぐ深夜4時になる所だった。
こんな時間に雲雀はどこに行ってしまったのか。感じる不安から脳が一気に覚醒した。
「恭弥…っ」
幸子はのろのろと起き上がると、近くにあった浴衣を羽織る。
白い肌には先程までの情事のあとがくっきり。
「っ…」
自分の肌ながら、なんだか気恥ずかしくなってしまう。
最近 仕事で家を空ける事の多い雲雀だが、いる時は必ず毎晩幸子を抱いた。
今宵の情事はいつも以上に激しく、幸子はヘトヘトになり半ば意識を失うように眠りについてしまったのだ。
浴衣をきっちりと着付け寝室を出た。
雲雀はどこにいるのだろう。
風紀財団のアジト兼雲雀の私邸という、ただでさえ広い屋敷なので彼を探すのも一苦労だ。
「?」
応接間の前を通りすぎようとした時、閉ざされた襖の向こうから灯りが洩れているのに気づいた。近づくと話し声が聞こえてきた。
もしかして、雲雀と草壁が仕事の話をしているのかもしれない。
「恭弥? 入るよ」
幸子は中に声をかけて襖を開けた。