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待ち合わせの12時
大江戸公園に急ぎ足で向かう
先に着いてるのかな?
なんて考えながら少し焦るも
目の前を歩く 愛しい綿あめ
「銀時っ!!」
後ろから抱きつけば
少しよろけながらも私共々倒れないように踏ん張って耐えてくれる
「優、危ねぇじゃねぇか!!」
そう言って振り向き
私の両頬を軽くつねる
「いふぁい、いふぁい、ごめんっふぇばぁ」
謝罪に満足したのか
手を離し頭をポンッとされる
「もう先に着いてるかと思ってた」
2人して同じ事を言う
そして2人して同時に笑う
「さ、期間限定スイーツ、食べに行こ!?」
私が手を差し出せば
しっかり握ってくれる
「うしっ!
待ちに待った久々の糖分摂取だ!」
すごく嬉しそうな顔をする銀時
私の仕事の都合でなかなか二人きりとは行かないけれど
ひょっこり仕事場に現れて 顔を見に来てくれたり、家まで送ってくれる。
お金はないけどとても優しい 私にはもったいないような 彼氏だと思う。
目当ての甘味屋まで
神楽ちゃんや新八くん、定春の話を面白おかしく話してくれる銀時。
「この間神楽ちゃんが定春の散歩で
私の店に寄ってくれたよ〜」
「そうなのか?」
「うん! 定春大きくて、もふもふでほんと可愛いよね〜」
「そーかぁー?あんな大飯食らい。
神楽だけでも食費、大変なのに…」
そう言いながら少し青ざめる銀時
に同意しながらも 笑えてしまう
「あ、銀時。
あそこのお店だよ!!」
「おー、待ってました!!」
パァァっと明るくなる銀時の顔
本当に側にいて飽きない人です。
お店の外にまで列が少し出来ているものの
お昼時、とあってまだ
少ない方のようで10分ほどすればお店の中に入ることが出来た。
「店内もすごく可愛い!!」
メルヘンチックな店内に目を輝かせる
バイキング方式なので
様々なスイーツが並んでいる
「男一人では来にくい場所だな」
「確かにそうかもっ!
銀時、取りに行こ?」
ハンドバックを椅子に置き
銀時と2人で目移りしながら選ぶ
自分で作れるパフェに銀時は感動してた
ある程度スイーツを取ったところで
1度席に戻り、二人分のドリンクを注ぎに行く。
ドリンクを持って戻った時には
これでもか ってくらい盛られたパフェと
目を輝かせる銀時が待っていた
「すごーい!
バランスといい、色合いもいいし、なによりすごい量だね!」
「銀さん特製パフェだ!」
「さ、食べよ!食べよ!!」
取ってきたケーキのとりかえっこしたり、
銀さん特製パフェを1口もらったり
あーんしてもらったり
周りの目が気にならないくらい
制限時間内、たくさんのスイーツを2人で楽しんだ
スイーツを楽しんでから
川原付近のお団子屋でお茶を頂く
「あー、幸せっ。
銀時、付き合ってくれてありがとう」
「お、おうっ!
こっちこそありがとうな。」
少し照れながら返事をする
「スイーツ食べに行こうね!!」
「おうっ!
優と甘いもんのために
気合い入れて仕事すっか」
「ふふっ
あんまり無理はしないでねっ」
「おう。」
END