バレンタイン 2020
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2月14日
昨日 完成が気に食わなくて
徹夜して何度も作り直した チョコレート
正直 失敗したチョコレート 味見しすぎて
しばらく見たくない…
そう思いながら
万事屋の戸を開ける
すると
目の前に銀時の等身大の美術品かのような
立派なチョコレートが
いや、1部おかしいんだけどね…
「何時間掛けて作ったんだろ…」
本当に作りが細かいので チョコレートはしばらく見たくなかったはずなのに
玄関でマジマジと見入ってしまった
すると襖が空いて声をかけられる
「あ、優!
来てたアルか!! あがるといいネ!」
「神楽ちゃん
これ凄いね! 一体誰が作ったの?」
「あー、ストーカーアル」
「ストーカーなの!?
そう思うと気持ち悪いかも…」
「なんじゃこりゃぁ!」
「あ、新八くんお邪魔してまーす」
「あ、優さん!いらっしゃい!
ってこれまさか優さんが!?」
「違う違うっ!」
「ストーカー忍者が置いてったネ」
「あぁ、猿飛さんか…
優さん、上がってください お茶いれますから」
「ありがとう」
「優その紙袋もしかしてチョコアルか?」
「うん
神楽ちゃんのもあるよ〜」
「ひゃっほーい!!」
巨大チョコレートを横切って 広間のソファーへ座る
銀時はデスクの方で ジャンプを読んでる
「お邪魔してまーす」
「おぉ、優いらっしゃい
なに?銀ちゃんが恋しくなって逢いに来ちゃった?」
「優、あんなのにチョコレート渡さなくていいアルよ…」
「んだと? 酢昆布娘にチョコレートなんて100年早ぇ!」
「2人とも落ち着いてよ
みんなの分あるからさ〜
はいっ!!」
紙袋から 赤と青のラッピングをした
袋を取り出して2人に渡す
「優ありがとうネ
大好きアル!!」
「サンキュー」
「新八くんもお茶ありがとう
はい、これ」
「いえいえ、ありがとうございます!」
「どういたしまして〜」
みんなそれぞれ嬉しそうな顔をしているので
時間かけて作ったかいがあったな〜
と思いつつ
その後も
あーだこーだ言いながらも楽しそうな
万事屋で 過ごした
END