番外~銀時~
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扉を閉めて 通りを見下ろした所で
殺気混じりの視線に 呆れ混じりの笑みがこぼれる
「真選組をまいてからわざわざ追ってくるなんて心配性ですね…」
手すりに手をついて勢いよく飛び降りる
「ダメですよ?
貴方とはいえ…銀に手出しはさせません。」
柔らかい物腰から凍りつくような殺気を放ち始める
それに気付いたのか 先程閉めた扉の音が背後から聞こえ高杉とともに銀時を見上げる
「高杉てめぇっ!」
銀時の言葉に 咄嗟に鞘に触れる
高杉も煙管を咥えたまま距離を縮めるように歩み出す
「ククッ
久しぶりだなぁ、銀時
心配すんな、預かってもらってたもん返してもらいに来ただけだ」
目の前まで歩み寄って来た高杉に頭を抑えられる
「お前の前でアイツに手なんて出しやしねぇよ」
「私が居なくてもダメです!」
ため息混じりに煙を吐き出し
「銀時ィ、優に免じて今日の所は引き上げらぁ
だが次はねぇ」
「晋助っ!」
「高杉!
おめぇのくだらねぇ事に優を巻き込んだら問答無用で優は俺が引き受けるからな!」
「2人して私の意思は無視なのですか!?
あ、ちょっと待って下さい、晋助っまだ話は終わってません!
銀時、お邪魔しました〜」
こちらに笑顔で手を振って高杉を追いかける
優の背中を
感情が入り混じる中見つめていた
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