*chamomile*
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聞き込みを終え ある程度の予測が出来たところで
献身的だった2人を連れてゆく事にした
2人は今晩 船まで連れてきてくれるらしい
長屋から出れば呑気に煙管を吹かせる高杉の姿が目にとまり
刀を引き抜き 切り込んだが
ひらりとかわされてしまった
「あら、外してしまいました〜
じっとしていてくださいよ、晋助」
左手で刀を抜く高杉に再度切りかかる
「左手で私を抑えられるとお思いですか?」
「どうだろうなぁ」
2人の刃は 1人の女性のクナイで止められた
「双方おやめ下さい」
「残念ですね
今日は本気で殺れそうでしたのに」
クナイに遮られた刀を鞘にしまう
「ククッ
残念だったなぁ、優。」
「お騒がせしてごめんなさい」
「いえ、ここで争わないで頂ければ結構です
例の者たちはちゃんとお連れ致しますので」
「ええ、お願いします」
高杉の頬をつねって吉原から出てから
前を歩く高杉の背を終始睨みつけていた
「そんなに怒るなよ」
「どうして言ってくれなかったのです?
いえ、貴方の事ですからどうせ私の反応を見たかっただけなのでしょうね」
ハァと短くため息をついて
高杉の隣に駆け寄り顔を見上げれば
口元が緩んでいたので
肘で小突きつつも高杉の腕をとり寄り添って
市街の方へと歩いた