*chamomile*
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終始口を開かない晋助の処置を終えれば、ふらつきながらも立ち上がるので
肩を貸そうとすれば
「いらねぇ」と跳ね除けられた
朧に言われた事に色々思う所があったのかご機嫌ななめなようだ
やれやれと溜息をつきながらも
ふらふらと歩む高杉の1歩後を何も言わずついて歩く。
階段を降りきった所で晋助は立ち止まる
一瞬妙に思うも目の前に広がるものを見て立ち止まった理由を理解する
原因は先程切り伏せた 死体の絨毯
「優、肩かせ…」
「最初から甘えてくださればいいのにっ」
顔を覗き込めば ムッとした表情をするので
可笑しくて笑ってしまう
「優、すまねぇ」
「何を今更 謝ってらっしゃるのです?
急に汐らしくなって、ふふふっ。」
「何がおかしい」
「充分おかしいですよ、ふふっ。
戦が終わり、貴方について行くと決めた時から
覚悟してここまで来たのですよ?
謝って頂くくらいなら、もう少し私を頼って下さい、晋助。」
「ククッ そうだな」
「万斉が待ってます、行きましょう」
高杉の右手を取り自分の肩に回し
2人並んで歩き出す。